2024年F1日本GPアプグレ一覧：角田裕毅のRBを含む8チームが車体改良、雨を見越すフェラーリ
2024年のF1日本GPではメルセデスとハースを除く全8チームが何らかの空力アップグレードを持ち込んだ。
| チーム | フロント | フロア | サイドポッド | リア | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ウイング | ダクト | サス | ウイング | ビームウイング | ディフューザー | |||
| レッドブル | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| メルセデス | ||||||||
| フェラーリ | ◯ | ◯ | ||||||
| マクラーレン | ◯ | |||||||
| アストンマーチン | ◯ | ◯ | ||||||
| アルピーヌ | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| ウィリアムズ | ◯ | ◯ | ◯ | |||||
| RB | ◯ | |||||||
| ザウバー | ◯ | |||||||
| ハース | ||||||||
レッドブルRB20
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにレッドブルが投じたRB20のアップグレード
レッドブルはサイドポッドの吸気口とフロアボディ、フロアエッジ、そしてフロント・ブレーキダクトにアップグレードを投じた。
鈴鹿はブレーキへの要求が低く、ダクトを小型化する事でパフォーマンスを最適化できる。サイドポッドとフロアの改良はいずれもクルマの基本性能の向上を狙うもので、局所的なダウンフォースの増加が見込まれる。
サイドポッド上部には内部に繋がる新たな吸気口が追加された。
フェラーリSF-24
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2024年F1第4戦日本GPにフェラーリが投じたSF-24のアップグレード
スクーデリアは雨と、これに伴う低グリップ路面を見越してダウンフォースのより高いリアウイングとビームウイングを持ち込んだ。また、リアサスペンションのアッパーアームには改良型のフェアリングを搭載した。
マクラーレンMCL38
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにマクラーレンが投じたMCL38のアップグレード
マクラーレンはレッドブルと同じようにブレーキへの要求が低い鈴鹿のコース特性に合わせて、エアロ性能がより高いフロント・ブレーキダクトを持ち込んだ。
アストンマーチンAMR24
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにアストンマーチンが投じたAMR24のアップグレード
アストンマーチンは誰よりも大掛かりな空力アップグレードを投入した。フェンス、フロアエッジ、フロアボディの形状は根本的に変更され、その効果を最大化すべくディフューザーにも手が加えられた。
アルピーヌA524
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにアルピーヌが投じたA524のアップグレード
新たな形状のエレメントと新型エンドプレートで構成される新しいフロントウイングは、ダウンフォース・レベルを保ちながらも空気抵抗を低減する。これに合わせてフロント・ブレーキドラムのダクト配置が見直され、ビームウイングも2枚から1枚構成に変更された。
ウィリアムズFW46
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにウィリアムズが投じたFW46のアップグレード
新型のフロントウイング・エンドプレートは、前輪周りの後流をより適切に制御する事で、クルマ全体のダウンフォースを引き上げる狙いがある。
リアウイングとビームウイングは鈴鹿のコース特性に合わせたもので、以前のスペックよりもダウンフォースとドラッグの低減が期待される。
RB VCARB 01
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにRBフォーミュラ1が投じたVCARB 01のアップグレード
新しいフロアボディとフロアエッジにより、アンダーフロア由来のダウンフォースの向上が見込まれる。
ザウバーC44
Courtesy Of FIA
2024年F1第4戦日本GPにザウバーが投じたC44のアップグレード
気流とクルマの安定性を改善し、パッケージ全体の空力効率を向上させるべくザウバーは、新しいフロアボディとフロアエッジを持ち込んだ。
