鈴鹿サーキットのパドックを歩くダニエル・リカルド(RBフォーミュラ1)、2024年4月4日F1日本GP
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ダニエル・リカルド、”クソ認定”回避の最終手段としてのシャシー交換に言及

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ダニエル・リカルド(RBフォーミュラ1)はパフォーマンスを巡る状況が改善されない場合、チームが自身を「クソ」だと結論づける前に、シャシー交換を求める可能性を認めた。

リカルドはレッドブル復帰の夢を胸に2024年シーズンに臨んだものの、開幕3戦に関しては予選・決勝共にチームメイトの角田裕毅に遅れを取り続けており、理想とは程遠い状況にある。

シャシーはマシンの性能に直接影響を与える重要な部位であり、僅かな違いがクルマの挙動やドライバーの感覚に大きな影響を及ぼす事がある。

そのためドライバーがパフォーマンスを発揮できない場合、チームはシャシーの交換を検討する事がしばしばある。

リカルドは以前から自分のクルマに不具合がある可能性に言及してきた。

RBは第2戦サウジアラビアGP以降、問題の解決に向けて一部のパーツを交換するなど手段を尽くしており、第5戦中国GPに向けても幾つかの変更が予定されているが、状況が改善されない場合、リカルドは最終手段として新しいシャシーへの変更を求める構えだ。

英「Motorsport Week」によるとリカルドは第4戦日本GPに先立ち、シャシー交換の可能性について質問されると「確かにそれについては話をした。念の為にね」と説明した。

「過去に(シャシーによって)ちょっとした違いがあってね。長いことF1でやってると、幾らか違いを識別できるものなんだ」

「だから、もし僕が引き続き苦しみ続けるようであれば、僕の事をクソだと決める前に、少なくともその問題を解決して、すべてを片付けようっていう提案したんだ」

鈴鹿サーキットのパドックでメディアと話すRBフォーミュラ1のダニエル・リカルドと角田裕毅、2024年4月4日(木) F1日本GPCourtesy Of Red Bull Content Pool

鈴鹿サーキットのパドックでメディアと話すRBフォーミュラ1のダニエル・リカルドと角田裕毅、2024年4月4日(木) F1日本GP

上昇気流を掴めない状況にはあるものの、リカルドは復調に向けて至って楽観的だ。

自身の今の問題点について問われたリカルドは「いつもと同じように、もう少しばかりのダウンフォースとリヤのグリップを追い求めているところだ」と説明した。

「正直に言って、メルボルンとサウジアラビアの高速域では少し苦戦した。ただサウジに関してはチーム的に少し遅れていたのが分かったから、それについては少し説明がつくんだけど、メルボルンではターン9と10を通してユーキに対して少し遅れを取ってしまった」

「多分、僕が自信を持って走れるようにするためにセットアップを少しばかりそのあたりにフォーカスする事になると思う。低中速域に関してはほぼ上手くやれている」

RBはコンストラクターズ選手権6位で迎えた鈴鹿に新型フロアを投入するが、角田裕毅は「上手く機能すればよいのですが、今回のアップグレードは他のコース向けの部分があるので、劇的に上手くいくかどうかは分かりません」と慎重な姿勢を見せている。

リカルドも角田裕毅と同じように「軽視しているわけじゃないけど、ほんの僅かだと思う」と過度な期待を抱いていない。

「クルマに革命を起こすようなものじゃなく、あちこちを少しずつ改善するものだからね。それに今後の数戦に向けて更なるアップグレードが計画されている」

「中団争いではあらゆる事が助けになるし、もしそれによってコンマ1秒が得られるなら喜ばしいことだね」

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