マグヌッセン、ペレスの追い抜きは「酷く”やけくそ”だった」衝突で最後尾転落 レース終了
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2023年F1日本GPでのセルジオ・ペレス(レッドブル)との接触事故についてケビン・マグヌッセン(ハース)は「酷く”やけくそ”な動きだった」として、この影響でレースが台無しになったと呆れた様子を見せた。
オープニングラップでのルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触により、ウイングの交換を余儀なくされ後方に転落したペレスは、53周のレースの12周目、ヘアピンでマグヌッセンのイン側に飛び込んだ。
タイヤがロックアップしたRB19はマグヌッセンの左リアに衝突。衝撃でVF-23はスピンを喫した。責任はペレスにあるとしてスチュワードは、5秒ペナルティと2点のペナルティポイントを科した。
完走15台の最下位でレースを終えたマグヌッセンは時折、ニヒルな笑いを浮かべながら「リアタイヤにぶつけられた。酷くやけくそな動きだった。どうしようもない。スピンしてピットインしなきゃならなかった」と振り返った。
「僕らのクルマのデグラデーション的に、2ストップを採るにはあまりにも早すぎるピットストップだった。そのせいで状況は更に悪化した。3ストップはしたくなかった。あれでレースが終わってしまった」
LAP 12/53
Magnussen gets spun around by Perez at the hairpin#F1 #JapaneseGP pic.twitter.com/XpmjvTnGDQ
— Formula 1 (@F1) September 24, 2023
ペレスは「止まり切れなかった」と自身の非を認めた。また、ハミルトンとの接触によりフロントウイングを交換してなお「フロントエンドがなかった」と述べ、他にもクルマにダメージがあった可能性が高いと説明した。
2023年F1第17戦日本GP決勝レースではマックス・フェルスタッペンがポール・トゥ・ウインでレッドブルのコンストラクターズ選手権連覇を決め、2位にランド・ノリス、3位にオスカー・ピアストリが続く結果となった。
ロサイル・インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦カタールGPは10月6日のフリー走行1で幕を開ける。