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ウィリアムズのランス・ストロールは「開幕オーストラリアGPの時とは別のドライバーさ。毎戦学んでいる」と語り、自身は大きく成長を遂げていると主張した。
10月5日(木)に行われたF1日本GPのプレスカンファレンスに出席したストロールは、「今や僕はメルボルンの時とは別のドライバーだよ。シーズンを通して多くの経験を積んできたんだ。毎レース毎に自分が成長しているのを感じてるよ」とコメント。
実父ローレンスの莫大な資産によって、F1昇格前はもとよりレギュラーシートを掴んだ今年でさえ、ストロールは多くのプライベートテストを行っている。カナダGP後にはアメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで、ベルギーGP前にはドイツのホッケンハイムリンクで自腹を切ったテスト走行を実施。3週間前には、鈴鹿で極秘プライベートテストを行っていた疑いがある。
開幕オーストラリアから3戦連続リタイヤで始まったストロールのF1初シーズンであったが、運も味方につけ9位入賞を果たした母国カナダGPを皮切りに、第8戦アゼルバイジャンGPでは辛抱強いレースを見せ3位表彰台を獲得、本人の言うように著しい成長が見て取れる。
ヨーロッパラウンド最終となるイタリアで7位を得た以降、3戦連続してポイント圏内でチェッカーフラッグを受けており、好調の中で初めての日本GPに挑む。2017年のF1日本GPは、6日(金)に開幕する。