フェルスタッペン、低ダウンフォースでコーナー苦戦…3列目に甘んじるも「表彰台争いは可能」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、5日(土)のF1イタリアGP公式予選でマクラーレンやレーシングポイントにすら先行を許す3列目5番手に甘んじたものの、レースペースには競争力があるはずだとして、日曜のレースで表彰台を懸けて争うことは可能との認識を示した。
別格の速さを刻んだメルセデスはさておき、似通った低ダウンフォースコースのスパに続いて、モンツァでのレッドブル・ホンダRB16はミッドフィルダーとの混戦から抜け出せず、フェルスタッペンは3番手のカルロス・サインツ(マクラーレン)からジャスト0.1秒遅れの5番手に終わった。
Pos | Driver | Team | Q1 | Q2 | Q3 | Laps |
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4 | ペレス | レーシングポイント | 1:20.048 | 1:19.718 | 1:19.720 | 17 |
5 | フェルスタッペン | レッドブル | 1:20.193 | 1:19.780 | 1:19.795 | 17 |
6 | ノリス | マクラーレン | 1:20.344 | 1:19.962 | 1:19.820 | 18 |
フェルスタッペンは苦戦の原因について、ダウンフォースを削った事でコーナーでのパフォーマンスが悪化したまま、改善できなかった点を上げた。
3列目に甘んじるも「表彰台争いは可能」
マックス・フェルスタッペン予選: 5位, FP3: 6位
今週末は低ダウンフォース仕様での最適なバランスが見いだせず苦しんでいる。グリップ不足でコーナーを走るのが難しく、今日は予選5番手という結果になった。
エンジンパワーが若干劣っているとも言えるけど、それ以上にコースに合わせたセットアップが上手くいっておらず、コーナーでのスピードが不足している。ウイングレベルの変更など、できることは全て試したけど、ラップタイムは変わらなかった。
とは言え、僕らはレースペースの方が競争力が高い傾向にあるから、明日表彰台を獲得する事は可能だと思っている。3番手から10番手は接戦だし、オーバーテイクも簡単じゃないけど、レースでは3位を懸けて争えるはずだ。ただ、メルセデスの2台は別次元だったから、特に何も話すことはない。
モンツァはかなり特殊なコースだから、通常タイプのコースレイアウトに戻りさえすれば今まで通りに3番手にカムバックできると思う。
ポールポジションはルイス・ハミルトン。2番手にバルテリ・ボッタスが続きメルセデスがフロントローを独占。3番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)が並ぶ結果となった。
2020年F1イタリア・グランプリの決勝レースは、日本時間9月6日(日)22時10分にスタート。1周5,793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。