セッションを前に水分を補給するピエール・ガスリー(アルファタウリ)、2022年9月9日F1イタリアGPフリー走行
Courtesy Of Red Bull Content Pool

ピエール・ガスリー、5番手死守に向け「例年に比べて追い抜きは難しいはず」

  • Published:

スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーは10日(土)のF1イタリアGP公式予選を9番手で終えた。前方4名のグリッド降格に伴い決勝では5番グリッドに着く。

目標はポイント圏内を死守しての入賞と語るガスリー。後方にはより高い競争力を持つマシンが控えているが、ガスリーは例年以上にオーバーテイクは難しいはずだと語る。

今季導入のグランドエフェクトカーはアンダーフロアで生まれるダウンフォースが大きい分、目に見えるボディーワークのドラッグは少なくトウによるゲインが少ない。

例年に比べて追い抜きは難しいはず

ピエール・ガスリー
予選: 9位
FP3: 12位

Q3へ進出できたから全体的には本当に満足だ。依然として高速コーナーで少しスライドがあったから完璧とはいかなかったけど、モンツァを走るのは本当に最高の気分だよ。

今日に向けて幾つか変更を加えたことが功を奏したように思うけど、それでもまだ、明日に向けて更に引き出せるものがあるはずだ。

今回はペナルティを受けるドライバーが多いから、レースでは後方に速いマシンが並ぶ事になるけど、今年の新しいマシンはスリップストリームの効果が弱まっているから、例年に比べてオーバーテイクは難しくなるんじゃないかと思ってる。

目標はポイント圏内でフィニッシュする事だ。過去のレースからも分かる通り、モンツァでは何が起きても不思議じゃない。


2022年F1イタリアGP予選ではシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にカルロス・サインツ(フェラーリ)が続く結果となった。

イタリア・グランプリの決勝レースは日本時間9月11日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周5793mのモンツァ・サーキットを53周する事でチャンピオンシップを争う。

F1イタリアGP特集