インディカー、全17戦の2021年カレンダーを発表…第105回インディ500は5月30日
NTTインディカー・シリーズは米国インディアナポリス現地10月1日(木)、17戦から成る2021年シーズンのレースカレンダーを発表した。26回目のシーズンを迎える北米最高峰のオープン・ホイールは、3月7日のフロリダ州セント・ピーターズバーグで開幕を迎える。
セント・ピーターズバーグが開幕の舞台を務めるのは10年連続。4月には伝統のロングビーチ・グランプリが開催され、9月19日のラグナセカ・レースウェイがシーズンフィナーレを担当する。第105回インディアナポリス500マイルレースは5月30日に行われる。
来季はインディ500を前にした5月1日~2日に、テキサス・モータースピードウェイでの初のダブルヘッダーを予定する。ペンスキー・エンターテインメント社のマーク・マイルズ社長兼CEOは「インディ500を前にオーバルでの2戦を行うことは、イベントの成長にとっても戦略的に非常に重要だ」と語る。
8月は、ストリート、ロード、オーバルでの連戦が計画されており、その一発目は、初開催となるミュージック・シティGPが務める。テネシー州ナッシュビルのストリート戦は、ダウンタウンとNFLテネシー・タイタンズの本拠地、日産スタジアム周辺に仮設されるコースで8月8日に決勝レースが行われる。
初開催のコースが登場する一方で、カレンダーには伝統的なレースが名を連ねる。スケジュールに記されている半分以上のイベントは16年以上前から変わっておらず、36年目を迎えるロングビーチとミッド・オハイオを筆頭に、デトロイト、ロードアメリカ、トロント、ポートランド・インターナショナル・レースウェイでのレースが行われる。
オーバルは僅か3戦のみで、ロードコースが7戦、ストリートが5戦を占める。
2021年インディカー開催カレンダー
ラウンド | 日程 | 開催地 | 種別 |
---|---|---|---|
第1戦 | 3月7日 | St.ピーターズバーグ | ストリート |
第2戦 | 4月11日 | バーバー | ロード |
第3戦 | 4月18日 | ロングビーチ | ストリート |
第4戦 | 5月1日 | テキサス1 | オーバル |
第5戦 | 5月2日 | テキサス2 | オーバル |
第6戦 | 5月15日 | IMSロード1 | ロード |
第7戦 | 5月30日 | インディ500 | オーバル |
第8戦 | 6月12日 | デトロイト1 | ストリート |
第9戦 | 6月13日 | デトロイト2 | ストリート |
第10戦 | 6月20日 | ロードアメリカ | ロード |
第11戦 | 7月4日 | ミッドオハイオ | ロード |
第12戦 | 7月11日 | トロント | ストリート |
第13戦 | 8月8日 | ナッシュビル | ストリート |
第14戦 | 8月14日 | IMSロード2 | ロード |
第15戦 | 8月21日 | ゲートウェイ | オーバル |
第16戦 | 9月12日 | ポートランド | ロード |
第17戦 | 9月19日 | ラグナセカ | ロード |