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18日、19日の2日間の日程で行われたF1公式バーレーン合同テストが終了した。最終日となる2日目のトップタイムを記録したのはメルセデスのバルテリ・ボッタスで1分31秒280をマーク。他を寄せつけない圧巻の143周を走行し、この日の最多周回数を記録した。
©honda.co.jp ガレージから出るバンドーン
初日のテスト開始早々にERSの水漏れが発生してしまったマクラーレン・ホンダは、オリバー・ターベイに代わりレースドライバーのストフェル・バンドーンがステアリングを握った。バンドーンは81周を走破し4番手タイムを記録。昨日の不足分を補うほどではなかったものの、順調にテストプログラムを消化し、開発の手がかりとなる貴重なデータを集めた。
テスト2日目の順位結果
Pos | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | ボッタス | メルセデス | 1:31:280 | – | 143 |
2 | ベッテル | フェラーリ | 1:31:574 | 0.294 | 64 |
3 | サインツ | トロロッソ | 1:31:884 | 0.604 | 68 |
4 | バンドーン | マクラーレン | 1:32.108 | 0.828 | 81 |
5 | マグヌッセン | ハース | 1:32:120 | 0.840 | 88 |
6 | オコン | フォース・インディア | 1:32.142 | 0.862 | 60 |
7 | クビアト | トロロッソ | 1:32:213 | 0.933 | 61 |
8 | パフェット | ウィリアムズ | 1:32:253 | 0.973 | 126 |
9 | シロトキン | ルノー | 1:32:287 | 1.007 | 90 |
10 | ガスリー | レッドブル | 1:32:568 | 1.288 | 65 |
11 | ウェーレイン | ザウバー | 1:34:462 | 3.182 | 91 |
12 | ペレス | フォース・インディア | 1:35:015 | 3.735 | 70 |
©MercedesAMGF1
午前中にトラブルに見舞われたものの、3レース分近くの距離をたった1日で走ったボッタス。ボッタスが記録した最速タイムは、先日のバーレーンGPのポールタイムより2秒以上遅かった。
©fia.com
昨日は2018年仕様のピレリタイヤのテストを担当したフェラーリのセバスチャン・ベッテル。今日は通常のテストプログラムを実施。午前中にメカニカルトラブルが発生し9周の走行にとどまっていたが、午後からコース上に復帰。64周を走り、テスト終了間際に2番手タイムを記録した。
©McLarenF1
トラブルフリーの1日を過ごし労をねぎらうマクラーレン・ホンダのスタッフとエリック・ブーリエ。心配されたERSのトラブルはなかったようで無事にテストプログラムを敢行。安堵の表情が溢れる。日曜の決勝をスタートすることすらできなかったバンドーンだったが、この日はフルレース距離を完走した。
©redbullracing
今季スーパーフォーミュラへ参戦する注目のピエール・ガスリーは65周を走り10番手タイム。チームは新型のシャークフィンをテストしたようだ。ガスリーは今週末のスーパーフォーミュラ開幕戦に向けて日本へとんぼ返りとなる。