ライコネン、路面60℃に迫る高温下で水分補給できずも3位「そんなに問題なかった」
スクーデリア・フェラーリのキミ・ライコネンは、チームのミスによってドリンク補給が出来ないレースを強いられたものの、29日のハンガリーGPで見事3位表彰台を獲得。当日は路面60℃近くにまで上昇する異常に暑いコンディションの中でのレースであった。
いつかは優勝できるって信じてる
キミ・ライコネン決勝: 3位, グリッド: 3位
スタートは良かったんだけど、ボッタスが僕をブロックするために同じ方向に動いてきたから、早めにブレーキをかけなきゃならず、セバスチャンに対してポジションを失ってしまったんだ。その後は、如何にして乱気流の中を走らずに持てるスピードを活かすかが勝負だった。
他のマシンにプレッシャーをかけるためにタイヤを酷使してたからマネジメントする事ができず、厳しい時間を過ごすことになった。なんだか時間が経つのが早かったよ。2ストップ戦略だったから、レースでは終始プッシュし続けてた。ドリンクボトルが使えなかったのは理想的じゃなかったけど、さほど大きな問題にはならなかった。
今日の僕らにはスピードがあったけど、ここはオーバーテイクが厄介だからね。レースは昨日の予選で既に決まったようなものだったけど、最後にポジションを上げる事ができた。2位と3位は今日の僕らがなし得た最高のリザルトだと思う。望んでた結果じゃないけど、かといって悪くもない。
シーズン後半はもう少し上手くやって挽回してみせるよ。シーズンはまだ長いし何が起きても不思議じゃない。物事はいきなり変わってしまったりするものさ。ちょっとした部分を改善して一貫性を手に入れるためにプッシュし続けるよ。表彰台のもっと高い所にだって上がれるって信じてる。
F1ハンガリーグランプリ決勝レースは、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウインを果たし、ハンガリーGP通算6度目の優勝を飾った。2位はスクーデリア・フェラーリのセバスチャン・ベッテル。3位にはキミ・ライコネンが続く結果となった。