2番手ライコネン「ポールを撮り損ねたのは、シケインでの馬鹿げたミスが原因」 F1ハンガリーGP 2017《予選》
セバスチャン・ベッテルに続く予選2番手のキミ・ライコネンは、ポール獲得のチャンスがあっただけに自身が犯したミスでこれを撮り損ねた事に失望している、と悔しさを露わにした。29日のF1ハンガリーGP予選で、ライコネンは0.168秒ベッテルに及ばなかった。2番手に満足しないアイスマンは、シケインで左タイヤを縁石に乗せてしまった事でタイムを失ったと言う。
ライコネンはフェラーリ復帰以来優勝から遠ざかっており、前回フェラーリが1-2を決めたモナコGPでは、ポールからスタートもピットストップのタイミングによって優勝を逃している。決勝では良いスタートと最初の10周が鍵を握ると考えるライコネン、ファン待望の優勝はここハンガロリンクで成就するのだろうか。
F1ハンガリーGP予選を終えて
キミ・ライコネン予選: 2位, FP3: 2位
予選ワンツーは、チームにとってすごく良い結果だね。このサーキットが僕らに向いてるっていうのはある程度予測してたけど、当たり前のようにできるものじゃない。今日はほんとにスピードがあるって感じたのに、シケインで馬鹿げたミスをしてしまった。ブレーキング中に左タイヤを縁石に乗せてしまってタイムを失ったんだ。ポールの可能性があっただけに、自分のしたことに少しがっかりしてるよ。でも、何とか2番手は確保したから満足はしてる。
昨日のタップタイムは良くなかったし簡単な1日じゃなかったけど、今日は物事がかなり上手くいったね。予選に向けて何とかマシンを改善しようとしたし、実際そうすることができてハッピーだよ。
3チームの争いはかなり接近してるから、明日の最初の10周に何が起こるか見物だね。誰にとっても簡単なレースにはならないよ。最初の2コーナーは予測不可能だから、良いスタートを切ったドライバーにチャンスがやって来るだろうね。明日は長い戦いになるよ。
ブレーキング時にフロントタイヤがロックすると無線で不満を訴えていたライコネンだが、それはより良いマシンを求めての発言であり、理想的とは言えないものの決して悪いわけではなく、自身にとっては日常のごくありふれた会話のようなものであり問題はないと説明した。
第11戦ハンガリーGPの予選の詳細については、2017年F1ハンガリーGP《予選》結果とダイジェストを参照されたい。