7番手フェルスタッペン「メルセデスと勝負するためには改善が必要」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2020 F1第3戦ハンガリーGP初日プラクティスを終えて「メルセデスと勝負するためにはやるべき仕事が残っている」と述べ、土曜以降のセッションに向けてマシンの改善が必要との認識を示した。
フェルスタッペンはドライコンディションの中で行われたFP1で、トップから1.432秒遅れの8番手タイムをマーク。本格的に雨が降り出した午後のFP2ではセッション最終盤に4周のみ走り、トップから2.356秒遅れの7番手タイムを刻んでクルマを降りた。
午前中はテストプログラムに励んでいたため、タイムシートがそのまま序列を表しているわけではないものの、1ラップを通してのRB16の挙動は不安定で、傍から見ている上では乗りづらそうな印象を伺わせていた。
メルセデスと勝負するためには改善が必要
マックス・フェルスタッペンFP2: 7位, FP1: 8位
FP1は望んでいたようなものじゃなかったから、改善のためにやるべき事がたくさんある。それに午後のFP2で雨が降ってきたのも残念だった。クルマに幾つか変更を加えていたから、比較検証しようと思っていたんだ。今夜は夜通しデータを分析して、明日に向けて更に幾つか変更を加えて全体のバランスを改善していくつもりだ。
僕らのクルマにはライバルと比べて優位なエリアがあるけど、メルセデスとやり合うにはまだやるべき作業が残っている。
週末の残りのセッションも今日みたいな天気になる可能性があるけど、実際にどのくらいの量の雨が降るかは分からない。でもこれは誰にとっても同じことだ。
まだ週末は始まったばかりだし、さほど走り込めてもいなから、現時点で明日以降がどうなるかを予想する事に意味はない。
雨の中、タイム計測者が13台に留まった午後のFP2で最速を刻み初日をトップで締め括ったのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)で、2番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)をコンマ2秒差で退けた。3番手には1.3秒遅れでカルロス・サインツ(マクラーレン)が続く結果となった。
F1ハンガリーグランプリ3回目のフリー走行は日本時間7月18日(土)19時から、公式予選は同22時から1時間に渡ってハンガロリンクで開催される。