
HRC、F1を含む2026年の新ユニフォームを公開―4輪は新Hマークを採用…ファングッズ販売へ
HRC(株式会社ホンダ・レーシング)とミズノは1月20日、2026年シーズンに向けた新たなチームユニフォームを初公開した。モータースポーツの頂点に挑むエンジニアやメカニックを支えるこのウェアは、日本を代表するスポーツブランドの最新技術が惜しみなく投入された「戦うための装束」となっている。
新ユニフォームは、F1、MotoGP、インディカー・シリーズ、IMSA、全日本スーパーフォーミュラ選手権、スーパーGT GT500クラスで着用される予定だ。IMSAではアキュラのロゴを配した仕様が使用される。
トリコロールに込めた思想
Courtesy Of Honda Motor Co., Ltd
2026年F1シーズン用のミズノ製HRCチームユニフォーム、2026年1月20日
新ユニフォームの核となるのは、HRCのアイデンティティであるトリコロール(赤・白・青)だ。デザインチームによれば、それぞれの色には次の意味が込められている。
- 赤:勝利に懸ける人間の熱い情熱
- 青:理論に基づく高い技術力
- 白:モータースポーツを愛するすべてのファン
注目すべきは、カテゴリーごとのカラー構成だ。二輪最高峰のMotoGP用は赤、四輪最高峰のF1用は白を基調とした配色が採用された。アストンマーティンの新たなF1エンジンパートナーとして、このホワイトを纏ったホンダ陣営が新時代を切り拓く姿は、多くのファンの目を引くことになるだろう。
Courtesy Of Honda Motor Co., Ltd
2026年MotoGPシーズン用のミズノ製HRCチームユニフォーム、2026年1月20日
Courtesy Of Honda Motor Co., Ltd
2026年インディカ―・シーズン用のミズノ製HRCチームユニフォーム、2026年1月20日
プロの作業を支える「動ける、蒸れない、臭わない」高機能
ミズノが長年培ってきたスポーツウェア開発のノウハウは、細部にまで反映されている。
人間工学に基づく「ダイナモーションフィット」を採用し、腕や肩、脚の動作時に生じやすい引きつれや圧迫感を軽減。ピット作業やマシン整備といった動きの多い現場での快適性を追求した。
アウターやシャツ類には、汗や体臭の原因物質を分解する「ミズノデオドラントテープ」を使用。屋外作業が多いモータースポーツの現場に配慮した仕様となっている。
さらに、寒冷環境向けには吸湿発熱素材「ブレスサーモ」、暑熱環境向けには吸汗速乾素材「ドライサイエンス」を採用。季節や地域を問わず、快適な着用環境を確保する。
ファングッズ展開も予定
ファンにとって朗報となるのが、このプロ仕様のデザインをベースとしたファングッズが、2026年内に販売予定である点だ。
メカニックやドライバーと同様の「ダイナモーションフィット」や消臭・機能素材を取り入れたウェアを身にまとうことは、チームとの距離を縮める体験となる。
HRCは、こうしたグッズ展開を通じて、ファンとレースの感動を共有する場を広げていく構えだ。