2018年F1スペインGP公式記者会見に出席したブレンドン・ハートレー
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ブレンドン・ハートレー、ホンダの仕事ぶりに満足「PUアップグレードによって今季中に大幅な性能改善が期待できる」

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第5戦F1スペインGP公式記者会見に出席したトロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、今シーズンこれまでのホンダの仕事ぶりに満足しており、シーズン中に投入されるエンジンアップグレードによって、大幅なパフォーマンス向上が見込めるだろうとの認識を示した。

「ペースが不足していた中国GPとアゼルバイジャンGPでは、ホンダについて多くの質問攻めにあった。似たようなパワーセンシティビティーを持つバーレーンでは凄く競争力があったからね」

「ホンダはとてもハードに仕事を続けているし、シーズン中にアップデートが持ち込まれる事も分かっている。エンジンマニュファクチャラーから単独でパワーユニットの供給を受けているわけだし、トロ・ロッソの面々は全員ポジティブだよ」

「多かれ少なかれ、ホンダとのパートナーシップについては良い事でしかありえない。シーズン中に持ち込まれるエンジンアップグレードによって、更なるパフォーマンスが得られると思うよ」

第2戦バーレーンGPで4位入賞の快挙を成し遂げるなど、ホンダRA618Hを搭載するSTR13に高いポテンシャルが備わっている事は疑いない。だが、パドック中を驚きの声で満たした第2戦以降は沈黙。ハートレーは、”完璧にまとめ上げるための何か”が不足している事もまた疑いない、と考えている。

「周到に準備をして開幕を迎えているから、今シーズンは力強さを感じてる。あれだけの競争力に満ちたマシンがあっただけに、バーレーンの決勝レースを終えた時は本当にガッカリしたよ。チームはライバルとバトルができるだけの素晴らしいマシンを用意し、Q3まであと一歩というレベルの速さがあったのに、ペナルティのせいでポイントを獲得できなかったからね」

「その後の数戦はバーレーンの時のようなペースを全く示せず、チームにとってかなり難しいグランプリになってしまった。昨年よりもかなり良い感触を持っているけど、完璧な週末にまとめ上げるための何かが足りてないのも事実だ」

ハートレーは、バーレーンでの決勝レース序盤にフォース・インディアのセルジオ・ペレスと接触。10秒ペナルティを科されたのが大きく響き、僚友ピエール・ガスリーが4位入賞を果たした一方17位と不甲斐ない結果に終わった。

ミッドフィールド最速の4番目のチームとしての称号を手に入れたかに思われたトロロッソ・ホンダであったが、第3戦中国GPでは週末を通して全く速さを発揮できず、15位完走とリタイヤという結果に。

翌アゼルバイジャンGPではガスリーが12位と入賞圏外ながらも、ハートレーは10位でチェッカーを受けF1での初ポイントを手にしたが、ライバル勢7台のリタイヤなくしてこの結果は達成できなかったであろう程にペース不足は解消されていなかった。

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