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こんなの初めて!とハミルトン、フェラーリF1初走行で衝撃―何が7度のF1王者を驚かせたのか?
ルイス・ハミルトンは、長年夢見てきたスクーデリア・フェラーリのコックピットに初めて座った瞬間を振り返り、これまでのF1マシンとはまったく異なる感触を味わったと語った。
7度のF1ワールドチャンピオンは昨年、メルセデスからフェラーリへの移籍を発表。今年1月に初めてフェラーリのマシンを体験した。
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
フィオラノ・サーキットでスクーデリア・フェラーリの2023年型F1マシン「SF-23」をドライブするルイス・ハミルトン、2025年1月22日
ハミルトンは「フェラーリのコックピットに座ることをずっと想像してきた」と語り、「エンジンをかけた瞬間、新しい未知の旅が始まった気がした。これほどワクワクしたのは久しぶりだ」とチームの公式動画で興奮を隠さなかった。
フェラーリパワーの衝撃
これまでキャリアを通じてメルセデス製パワーユニットのみを経験してきたハミルトンにとって、フェラーリエンジンは新鮮な驚きだったという。
「過去10年、12年、17年で乗ってきたどのマシンとも違う。独特なんだ。フェラーリエンジンの振動を初めて感じた時は、『すごい』と思った。あれが一番の感動だった」と語った。
さらに、「これまでフェラーリのドライバーたちが赤いスーツを着て走る姿を見てきて、自分がそれを着たらどう見えるのか想像していた。今、それを着ることができて本当に光栄だ」とフェラーリの一員となった喜びを表現した。
ハミルトンは2月19日、僚友シャルル・ルクレールと共に、フィオラノでフェラーリの2025年型マシン「SF-25」を初めて走らせ、新天地での挑戦を本格的に開始した。
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フィオラノ・サーキットでフェラーリの2025年新車「SF-25」をドライブするシャルル・ルクレール、2025年2月19日
How it feels to race alongside @LewisHamilton 😎 pic.twitter.com/JCp5B4tja9
— Scuderia Ferrari HP (@ScuderiaFerrari) February 19, 2025