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今季限りで契約満了のルイス・ハミルトン、NASCAR参戦の可能性否定せず。デイトナ500に興味
今季限りでメルセデスとの契約が満了するルイス・ハミルトンは、米国のストックカーレース、NASCARの開幕戦として位置づけられているデイトナ500参戦の可能性を仄めかした。かねてよりハミルトンは、二輪ロードレースの最高峰motoGPとNASCARへの興味を口にしている。
アゼルバイジャンGPを週末に控えた今週、ロサンゼルスで開催された野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」に參加したハミルトンは、TMZスポーツの質問に対して「そうだね、いつか出てみたいと思ってる」と返答、将来的なNASCAR参戦を示唆した。ハミルトンは昨年、NBCに対して「motoGPのレースに出てみたいね。デイトナ500があるNASCARも面白そうだ」と発言しており、単なるリップ・サービスでもなさそうだ。
初開催は1959年と長い歴史を持つデイトナ500は、インディ500を上回る人気を博すアメリカの国民的モータースポーツイベント。デイトナ・インターナショナル・スピードウェイを500マイル(805km)で争う。ロマン・グロージャンやダニエル・リカルドといった他のF1ドライバーも興味を示す等、レーサーの間での関心も高い。
3戦を終えた現在、ドライバーランキング2位に甘んじているハミルトンは、来季以降の去就について明らかにしていないものの、メルセデスに残留し複数年契約を更新する可能性が高いとみられる。