メルセデスのルイス・ハミルトン、2018年F1バーレーンGP表彰台にて
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ルイス・ハミルトン、メルセデス残留を強く示唆。複数年契約濃厚、正式発表は間近か?

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今季限りで王者メルセデスAMGとの契約満了を迎えるルイス・ハミルトンは、自身の去就に関して口を開き、同チームとの契約更新の可能性を強く示唆した。複数年に及ぶ可能性が高い。ニキ・ラウダやトト・ウォルフといったチーム首脳陣は度々ハミルトン残留に自信を示してきたが、本人の口から前向きな発言が飛び出した。

1.6リッターV6ハイブリッド時代におけるメルセデス黄金期の立役者であるハミルトンは、チームのコンストラクター4連覇に貢献したのみならず、4度のドライバータイトルを手にしており、グリッド上で最も成功している現役ドライバーの一人。当初シーズン序盤に契約更新が発表されるのではと目されていたが、3戦を終えた現時点でなお公式のアナウンスがない状態となっている。

「個人としては、常に成長し続け、秀でた成果をなし得ていきたいと考えてるんだ」とハミルトン、アゼルバイジャンGPを直前に控え残留に前向きな姿勢を示した。「メルセデスと一緒に未踏の地を歩んでみたいと心底思っているし、F1史上最も成功を収めたチームとなるための挑戦に参加したいんだ」

非常勤会長を務めるラウダは、ハミルトンとは残留の方向で合意形成がなされており交渉は順調に推移していると発言。主として、年俸に関する詳細な事項についての詰めの段階にあるとしており、残留の正式発表は秒読み段階にあると見込まれる。

一部報道ではハミルトンとメルセデスとの新しい契約は、新規約が有効となる2021年までの3年契約で、総額200億円近い大金を伴うものだとも噂される。ハミルトンが契約更新を遅らせた背景には、2021年以降のF1の姿を見極めたいとの思惑があったものとみられる。

F1を所有するリバティ・メディアとFIA国際自動車連盟は今月17日、新レギュレーションが有効となる2021年以降の規約案を正式に提案。1.6リッターV6ハイブリッドターボの枠組みを維持しつつ、高価で複雑なMGU-Hを廃止する方向が改めて示されている。

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