ハジャー、VCARBのSNS企画に「ノー」F1界の”TikTokキング”の硬派な一面

  • Published: Updated:
  • Googleで優先するソースとして追加する

レーシング・ブルズ(VCARB)の新人アイザック・ハジャーはこれまでに何度か、チームのソーシャルメディア部門から求められた企画に「ノー」を突きつけている。

イタリア・ファエンツァのチームは、ユーモアあふれる動画やSNS企画で知られるが、21歳のフランス人ドライバーは、そのエンタメ路線に必ずしも乗り気ではないようだ。

2021年にレッドブル・ジュニアチームに加わり、今年F1デビューを果たしたハジャーは、8月末のオランダGPで初表彰台を獲得するなど、既に走りでは強烈なインパクトを残している。

一方、SNS企画でも人気を集めており、「F1界のTikTokキング」とも呼ばれているとされるが、本人はインフルエンサー的な称賛には興味がないと言い切る。

「そうなりたいわけじゃない。絶対にね! そのため(SNSでのウケ狙いのために)にF1に来たんじゃないんだから」とハジャーはポッドキャスト番組『The Fast and the Curious』で語った。

「(コース上で)結果を残せていれば、それで十分だし、それがいちばん大事なんだ」

もちろん、PR活動そのものを否定しているわけではない。

ハジャーは「自分では何をやっているのか、全然分かってないこともあるんだけど…基本的にはカメラの向こうにいるスタッフを信頼してる」と語り、言わされているセリフの意味が分かっていないこともあると認めつつ、こう続ける。

「…すごく面白い時もあるんだけど、時々、『おいおい、なんだそりゃ?』ってなることがあってね」

「それで、『これはあまりにも…なんていうか、違うだろ!』って思って、拒否することもあるんだ」

パドックでマリオ・アチとゲームを楽しむレーシング・ブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソン、2025年10月23日(木) F1メキシコGPプレビュー(エルマノス・ロドリゲス・サーキット)Courtesy Of Red Bull Content Pool

パドックでマリオ・アチとゲームを楽しむレーシング・ブルズのアイザック・ハジャーとリアム・ローソン、2025年10月23日(木) F1メキシコGPプレビュー(エルマノス・ロドリゲス・サーキット)

近年のF1においてドライバーは、コース上の速さだけでなく、デジタルコンテンツへの貢献も求められる傾向にある。だが、それを好まない「硬派」も少なくない。

絶対王者マックス・フェルスタッペンもPR活動嫌いで有名だ。以前にも「ソーシャルメディアなんて存在しなきゃよかったのに」と発言しており、今年もレッドブルの動画企画への参加を何度か拒否しているとされている。