F1オーストリアGP予選:規則違反でハジャーに処分、「ブレーキが踏めない」新規定マシンの苦悩を吐露

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アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)は、8番手を記録した2026年F1第8戦オーストリアGP予選を経て、予選Q1でのインシデントをめぐりスチュワードから警告処分を受けた。

「不必要な低速走行」で警告処分

ハジャーはQ1で「不必要に遅く走行した」疑いがあるとして予選後、スチュワードに召喚された。

レースディレクターのルイ・マルケスは週末に先立ち、予選中のあらゆるラップにおいて、2箇所のセーフティーカーライン間を対象として定められた指定タイムを超過した場合、不必要に低速で走行していたとみなされる場合があると警告していた。

ペドロ・ラミーを含む4人の競技審判団は、ハジャー本人とチーム代表者から事情を聴取し、各種データや車載映像などの証拠を検証した。

その結果、当該ラップではハジャーが他車をオーバーテイクすることも、他車にオーバーテイクされることもなかったことが確認されたとして、「不必要に低速で走行していた」と判断。警告処分を科した。

ブレーキへの不満「全てのコーナーでロス」

ハジャーは週末を通してブレーキの挙動に苦戦し続けていた。この問題が最も顕著に表れているのが、長い登り区間の先にあるターン3だ。

「僕はレイトブレーキングで強く踏み込むタイプなんだけど、今週末はそれがまったくできない。そのせいで全てのコーナーでタイムを失ってしまっている。ブレーキが踏めないから、何もできないんだ」とハジャーは語る。

ターン3でのブレーキングに苦しんでいるのはハジャーだけではない。実際、初日フリー走行2回目(FP2)ではランド・ノリス(マクラーレン)がこのコーナーで激しいスピンを喫したほか、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)やジョージ・ラッセル(メルセデス)もオーバーランする場面があった。

ハジャーによれば、その要因の一つはダウンフォースが大幅に削減された2026年型マシンの特性にあるという。

「このコースの特性と、昨年よりもダウンフォースが大幅に減った今年のマシンを踏まえれば、こういうことは起こり得るものだし、特別なことじゃない」とハジャーは指摘する。

「苦労しているのは僕らだけじゃない。昨日もあのコーナーでスピンするのを目にしたと思う。それだけリアを安定させるのは難しいんだ」


2026年F1オーストリアGP予選では、黄旗の遵守をめぐる物議を経てジョージ・ラッセル(メルセデス)がポールポジションを獲得。2番手にシャルル・ルクレール、3番手にルイス・ハミルトンと、その後方をフェラーリ勢が占める結果となった。

決勝レースは日本時間6月28日(日)22時にフォーメーションラップが開始され、1周4326mのレッドブル・リンクを71周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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