
ハースF1、カナダGPで”復刻リバリー”を採用―鮮烈6位から始まった200戦目の節目を祝う
ハースF1チームは今週末の2025年F1第10戦カナダGPにおいて、F1世界選手権参戦200戦目という節目を記念し、2016年の初参戦時を想起させる“原点回帰”のカラーリングを「VF-25」に採用する。
ハースがF1にデビューしたのは2016年のオーストラリアGP。当時はロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスを起用し、初戦でグロージャンが6位入賞を果たすという鮮烈なスタートを切った。
Courtesy Of Haas
ハースVF-16をドライブするロマン・グロージャンとエステバン・グティエレス、2016年F1オーストラリアGP予選(アルバート・パーク・サーキット)
今回採用されるリバイバルカラーは、当時の「VF-16」に用いられたデザインを彷彿とさせるもので、エンジンカバーやノーズ上面はダークグレーで統一され、サイドポッドの「HAAS」ロゴも従来の黒から赤に変更される。
また、前後ウイングの翼端板も赤で彩られ、2016年当時に存在しなかったヘイローにはライトグレーが施される。
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参戦200戦を記念した原点回帰のスペシャルリバリーが施されたハースVF-25、2025年カナダGP (4)
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参戦200戦を記念した原点回帰のスペシャルリバリーが施されたハースVF-25、2025年カナダGP (3)
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参戦200戦を記念した原点回帰のスペシャルリバリーが施されたハースVF-25、2025年カナダGP (2)
なお、ハースが今季、リバリーを変更するのは今回が2度目となる。4月の日本GPでは、テクニカルパートナーであるトヨタの“ホームレース”に合わせて、桜をモチーフとしたピンクの特別カラーを採用した。
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英国シルバーストン・サーキットを走行するハースの2025年型F1マシン「VF-25」