中国出身のレーシングドライバーである周冠宇がルノーF1の開発ドライバーに就任

ルノーF1育成の周冠宇、ハンガロリンクで2日間のF1テストを実施

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ルノーF1チームのアカデミードライバーである周冠宇が、9月16日(水)と17日(木)の2日に渡ってハンガロリンクでテストを行い、2018年仕様のF1マシン「R.S.18」をドライブ。1000km近い距離を走り込んだ。

史上初の中国人F1ドライバー誕生の期待が寄せられる20歳の周冠宇は、ルノーF1の開発ドライバーの役務の一環として、初日に450km、2日目に520km、合計227周を走り、予選およびレースシミュレーションに取り組んだ。

2018年末にフェラーリ・ドライバー・アカデミーを放出された周冠宇は、昨年より英国オックスフォードシャー州エンストンに拠点を置くルノーF1チームの開発ドライバーを務めており、これまでにレッドブル・リンク、カタロニア・サーキット、ポール・リカール・サーキット、そしてヘレス・サーキットでF1マシンをドライブしている。

今季はUNI Virtuosi RacingからFIA-F2選手権に参戦。3度の表彰台に上がりドライバーズランキング8位につけているものの、2度のポールポジションを活かせず、未だ勝利を手にする事ができていない。