FIA会長ジャン・トッドの後任にグラハム・ストーカーが立候補…元ドライバー対弁護士の一騎打ちへ
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国際自動車連盟(FIA)スポーツ副会長を務めるグラハム・ストーカーが、ジャン・トッドの任期満了に伴うFIA会長選挙への立候補を表明した。
元フェラーリチーム代表は2009年末に、故マックス・モズレーの後任としてFIA会長に立候補し、アリ・バタネンを破って歴代9代目のFIA会長に就任。2021年末の3期目満了を以て退任する。
グラハム・ストーカーは自身が当選した場合、FIA上院議長のブライアン・ギボンズとモビリティ担当副会長のティエリー・ウィレマルクを留任させ、スポーツ担当副会長に史上最多となる9度のル・マン24時間ウィナーであるトム・クリステンセンを擁立させるという。
現時点での対立候補は、F1アブダビGP設立の立役者であり、FIA中東ラリー選手権14連勝の記録を持つ元ラリードライバーにして現FIAモビリティ&スポーツ担当副会長を務めるモハメド・ベン・スレイエムの1名のみだ。
更なる候補者が現れない場合、構図としては元レーシングドライバーと法廷弁護士の一騎打ちとなる。ジャン・トッドの任期満了に伴うFIA会長選挙は12月に行われる。
Very pleased to hear that Graham Stoker (left) is standing for Presidency of the FIA, with Tom Kristensen also on the ticket as DP for Sport. Both are Top Men; besides, GS has Jesse Alexander's timeless shot of Jim Clark (Spa, '62) on his office wall. Enough said. pic.twitter.com/hY5fHll9ez
— Peter Windsor (@PeterDWindsor) May 25, 2021