ウィリアムズ・レーシングのジョージ・ラッセル、2021年型F1マシン「FW43B」の英シルバーストン・サーキットでのシェイクダウンにて、2021年2月17日copyright Williams

F1:ジョージ・ラッセル、GPDAディレクターに就任…インディカー参戦のグロージャンに代わり

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昨年末限りでハースF1チームとの契約が解除となり、今季よりインディカー・シリーズへと転向したロマン・グロージャンに代わって、ウィリアムズのジョージ・ラッセルがグランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)のディレクターに就任した。

GPDAは安全性の向上を主な目的として結成された現役F1ドライバー達による選手会組織で、2014年よりアレクサンダー・ブルツが会長を務めている。

23歳のイギリス人ドライバーは4度のF1ワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテルと共にディレクター職を務める。法律顧問はアナスタシア・ファウルが担当する。

ラッセルはF1フル参戦3年目と比較的若く、また経験も浅いが、パワーポイントでのプレゼンテーションを得意とするなど知的で思慮深い。同じ様にキャリア初期段階で役職に就いていたドライバーとしては先述のブルツやマーク・ウェバーが挙げられる。

ラッセルはディレクター就任に伴い「GPDAのディレクターに指名されたことは名誉な事だ。僕にこの役割を託してくれたドライバー仲間の支援に感謝するとともに、その責任の重さを実感している」と語った。

「60年の歴史を持つGPDAは、F1とファンのためにF1の安全性を支え、形成するために不可欠な存在だった。アナスタシア、セバスチャン、アレックスとともに、新たな課題に取り組む事を楽しみにしている」

なおグロージャンは、2020年のバーレーンGPでのクラッシュから得られた「教訓」を活かすべく、2021年もアドバイザーとして理事会に参加する。またスケジュールが許す限り、フランスの放送局「Canal+」の解説者を務めるなど、F1との繋がりも維持する。