肩を組んでザントフォールト・サーキットのパドックを歩くアルファタウリの角田裕毅とピエール・ガスリー、2022年9月2日F1オランダGP
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カラオケ熱唱のガスリー「あんなに爆笑したのはホント久しぶり!」角田裕毅との”スペシャルな夜”を振り返る

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カラオケで過ごした角田裕毅との”スペシャルな夜”についてピエール・ガスリー(アルファタウリ)は「あんなに爆笑したのはホント久しぶりだった!」と楽しそうに振り返った。

スポンサーイベントやメディア対応など、3年ぶりに来日したガスリーは、分刻みの超多忙なスケジュールの合間を縫って東京のカラオケボックスで角田裕毅と共に”犯罪”的デュエットを披露した。時に肩を組み、お互いを見つめ合いながら…。

SNSに上げられた動画の中で歌っていたのは、恐れ多くも2015年のアデルの世界的ヒット曲「Hello」だった。来季アルピーヌ移籍が報じられるガスリーは最愛のチームメイトと共にマイクを握り、想い人との切ない別れの歌を熱唱した。

よりにもよって高い歌唱力が要求される2017年のグラミー受賞曲を選んだ事についてガスリーは「あれはかなりハードルが高い根性あるチョイスだったね!」と恥ずかしそうに振り返った。

「でも本当にユニークな経験だった。ユーキと一緒にかなり熱唱して、本当に楽しかったよ!」

「ホンダドライバーとしての3年ぶりの来日だったから、本当にめちゃくちゃ忙しくてさ。色んな事があったけど、本当に素晴らしかった」

「東京で過ごしただけだけど、あのカラオケに行った日は…本当にスペシャルな夜だった。ユーキや何人かのチームメンバーと一緒に行ったんだ。あんなに笑ったのは本当に久しぶりだった!」

「頑張ったさ。美しいとは言えない歌声だったけど。ユーキ共々、僕らは職業選択を誤ったのかもしれないね!」

カラオケでの角田裕毅についてガスリーは、熱唱のあまりに酸素が足らなくなり、曲が終わると部屋から出ていかざるを得なかったほどだったと明かし、「マイクを握って全てを出し切った姿が印象的だったね!」と付け加えた。

また英Autosportによると「特に日本の歌だと、僕らを罵ってるのか、ちゃんと歌っているのか、全然分からなかったけど、かなりいい感じだったよ」とも語った。

「チームの一員として、家族のように感じられる瞬間だった。僕らは世界を共に転戦する家族だからね。殆どの時間は当然、仕事のためなんだけど」

「でも僕らは結局のところ皆人間で、こういう経験を分かち合う必要があるんだ」

東京でのメディアデーに参加したアルファタウリの角田裕毅とピエール・ガスリー、2022年10月5日F1日本GPCourtesy Of Red Bull Content Pool

東京でのメディアデーに参加したアルファタウリの角田裕毅とピエール・ガスリー、2022年10月5日F1日本GP

初の母国レースを迎える角田裕毅に対してガスリーは、先輩としてアドバイスを贈ったようだ。

「もちろん彼にとっては今回が初めての経験になるわけだけど、ホームレースについて意見を交換し合った。彼には本当に唯一無二のものなんだって事を伝えた。応援のエネルギーに圧倒されるよ、モチベーションになるよってね」

「でもその一方で、ファンのために時間を割きつつも、全神経をレースに集中しなきゃならないわけで、適切なバランスを見つる事が大切なんだ。ここに来るすべてのファンは彼にレースで活躍してほしいと願っているわけだからね」

「彼は日本の若い人たちのお手本になって、3年後、4年後にF1に行けるかもって希望を与えている。これは本当にクールだと思う。だから、僕は彼のことを嬉しく思ってるんだ」

角田裕毅(アルファタウリ)の巨大なポスター、2022年10月5日F1日本GP 鈴鹿サーキットにてCourtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅(アルファタウリ)の巨大なポスター、2022年10月5日F1日本GP 鈴鹿サーキットにて

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