現役F1初事例…ピエール・ガスリー、MotoGPチーム「テック3」に出資

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アルピーヌのF1レギュラードライバーを務めるピエール・ガスリーが、投資家グループの一員として、ロードレース世界選手権(MotoGP)に参戦するテック3チームに出資したことが明らかになった。

ハースの元F1チーム代表ギュンター・シュタイナーは昨年9月、IKON Capital主導の投資家グループと組み、テック3の全株式を買収すると発表した。シュタイナーは最高経営責任者(CEO)に就任する予定で、関係筋によれば取引額は約2000万ユーロとされる。

チーム買収発表会見にてテック3チーム創設者のエルヴェ・ポンシャラルと握手を交わす元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナー、2025年9月5日Courtesy Of MotoGP

チーム買収発表会見にてテック3チーム創設者のエルヴェ・ポンシャラルと握手を交わす元ハースF1チーム代表のギュンター・シュタイナー、2025年9月5日

テック3は1月30日、この取引の完了と併せて投資家グループの全体像を公表した。ガスリーの出資は、投資会社SLAM TRAILを通じて行われる。

現役F1ドライバーがMotoGPチームに出資するのは初の事例となる。これまでにもルイス・ハミルトンやマックス・フェルスタッペンがMotoGPチームへの投資を検討しているとの噂があったが、ガスリーが一歩先んじた形だ。

ガスリーは2019年のタイGPで初めてMotoGPのパドックを訪れており、同郷フランス出身のMotoGPライダー、ファビオ・クアルタラロとも親交があるとされる。

ガスリーは声明の中で、「テック3というブランドの強さと、MotoGPというスポーツが持つ長期的な成長性を強く信じている。テック3には、まだ引き出されていない大きな可能性がある。チームの価値をさらに高める力になりたい」とコメントした。

ガスリーがスポーツ分野に投資するのは今回が初めてではない。すでにフランス3部リーグに所属するサッカークラブ、FCヴェルサイユの共同オーナーにも名を連ねている。

テック3の投資家グループには、NBA、NHL、NFL、MLB、MLSという米国5大男子プロスポーツすべてでチーム株式を保有するデイビッド・ブリッツァー氏率いるボルト・ベンチャーズや、ポール・ウォクター氏が創設し、CEOを務めるメイン・ストリート・アドバイザーズなどが含まれる。