TOYOTA GAZOO Racingは24日、2019年のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール（FTRS）の開催内容を発表した。今年のFTRSは、8月6日(火)から8日(木)の3日間の日程で静岡県富士スピードウェイで行われる。

FTRSはトヨタが運営するレーシングドライバーの発掘・育成学校。1995年にスタートし、2000年からは、それまでの1日コースから2泊3日へと規模を拡大して、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍出来るドライバーの育成に務めている。

参加資格はカートレース経験のある14歳以上。誰にでも受講のチャンスがあり、基礎からの徹底した指導が行なわれる。才能が認められたドライバーに対しては、翌年以降のレース活動をバックアップしている。

過去これまでに延べ600名以上が受講。F1やWEC世界耐久選手権、そしてスーパーGTなど、国内外のトップカテゴリーに多くのドライバーを輩出してきた。代表的な卒業生は中嶋一貴や小林可夢偉、石浦宏明や平川亮等など、錚々たる顔ぶれだ。

25年目を迎えた今年も、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳氏が校長を務め、初代FTRSスカラシップドライバーである片岡龍也を中心に、国内外のトップカテゴリーで活躍する現役ドライバーが、マンツーマンに近い状態で直接指導にあたる。

使用する車両は、フォーミュラチャレンジ･ジャパンで使用されていた本格的なフォーミュラカー。2泊3日の合宿形式の中で基礎から徐々にステップしていき、最終日には模擬レースを行うところまで経験が出来る内容となっている。

2019年フォーミュラトヨタ・レーシングスクール開催概要