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フェラーリ代表マッティア・ビノット、体調不良で急遽イタリアへ帰国…F1アブダビGP欠場
スクーデリア・フェラーリのマッティア・ビノット代表が体調不良のため、12月12~14日の今季F1最終アブダビGPを欠場する事になった。
ビノットは前戦サクヒールGPの地、バーレーンで体調不良を訴えた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは無関係である事が確認されているが、医師の忠告に従いアブダビGPには参加せず、10日(木)にイタリアに帰国した。
マッティア・ビノット代表、2020年F1ベルギーGPにて / © Ferrari S.p.A.
ビノットは今年、ファクトリーで指揮を取るとしてトルコとバーレーンの2回の週末で現地入りしていないが、この時はスポーティング・ディレクターのローラン・メキーズが代役としてトラックサイドを率いていた。今週末も同様の措置が取られる予定だ。
セバスチャン・ベッテルは指揮官不在の中、跳馬での最後のレースに挑む事になる。4度のF1ワールドチャンピオンはアブダビでのレースを最後に新生アストンマーチンF1へと移籍する。後任にはカルロス・サインツが収まり、シャルル・ルクレールとタッグを組む事が決まっている。
フェラーリは現在131ポイントでコンストラクターズ選手権6位につけており、同5位のルノーとは41ポイント差、同7位のアルファタウリ・ホンダとは28ポイント差となっている。