J SPORTSは、12月2日(土)に開幕するFIA フォーミュラE選手権開幕香港でのダブルヘッダーレースを無料生中継する。第1・2戦香港ePrixには小林可夢偉がMS&AD アンドレッティ・フォーミュラEよりスポット参戦、かつてF1でオーバーテイクキングと称された31歳は、初めて電気自動車(EV)レースに挑む。日本人ドライバーのフォーミュラE参戦は、3年前の佐藤琢磨と山本左近以来3人目。
第1戦の予選は2日(土)11:45~13:30、決勝は同日15:30~17:30に放送される。第2戦の予選は翌3日(日)11:45~13:30、決勝は同日15:30~17:30に生放送される。チャンネルはいずれもJ SPORTS 4。J SPORTSは、2017/18シーズンの全14戦を決勝生中継中心に放送する。
日時 | イベント |
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12月2日 11:45- |
開幕 香港予選 |
12月2日 15:30- |
開幕 香港決勝 |
12月3日 11:45- |
第2戦 香港予選 |
12月3日 15:30- |
第2戦 香港決勝 |
可夢偉はテスト走行なしのぶっつけ本番でレースに臨むが、Andretti FEチームは佐藤琢磨と共に第101回インディ500を制したマイケル・アンドレッティが率いる名門レースチーム。初参戦の可夢偉を完全バックアップするとともに、日本の人気ドライバーにあやかり認知度向上を目指す。
2014年に設立されたフォーミュラEは、排気ガス0の電動フォーミュラカー世界選手権、4年目の開催を迎える。3rdシーズンに引き続き全10チーム20名のドライバーがエントリー、14ラウンドでチャンピオンシップを争う。アウディやルノー、ジャガーなどの大手自動車メーカーが参戦、益々の盛り上がりを見せており、エントリーリストには実力派ドライバーが名を連ねる。
元F1ドライバーは全部で6名。ニック・ハイドフェルドやネルソン・ピケJr、ルーカス・ディ・グラッシにジャン=エリック・ベルニュなど、4輪フォーミュラのトップドライバーがしのぎを削る。日本のスーパーフォーミュラ(SF)で中嶋一貴とタッグを組んでいるアンドレ・ロッテラー(独 / 35歳)が今季よりテチーターから初参戦、同じくSFで活躍する可夢偉とのバトルに注目が集まる。
設立初期には「遅い」との批判も多かったが、新シーズンでは昨年に比べてレース中の使用可能パワーが170kWから180kWに増加されるなど、テクノロジーの進化に伴いそのスピードは確実に向上している。J SPORTSはスカパー、
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