角田裕毅、待望の来季F1デビューに向けF2最終戦で表彰台…ランキング3位を獲得!チャンピオンはミック・シューマッハ
FIA-F2選手権の今季最終レース、第12戦サクヒールのレース2が12月6日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットのアウタートラックで行われ、角田裕毅(カーリン)が僚友ユアン・ダルバラに次ぐ2位表彰台を獲得した。3位はダン・ティクタム(ダムス)、佐藤万璃音(トライデント)は16位に終わった。
この結果、角田裕毅はシーズンを通して優勝3回、ポールポジション4回、表彰台7回を獲得して200ポイントを計上。参戦初年度にして、2位カラム・アイロット(ユニ・ヴィルトゥオーシ)に1点差のドライバーズランキング3位を獲得した。
総合チャンピオンに輝いたのは、ハースからの来季F1デビューが決まっているミック・シューマッハ(プレマ)だった。F2での2年目を迎えた今年、7度のF1ワールドチャンピオンの息子はポールポジションなく優勝2回に留まったものの、計10度の表彰台に上がって215点でシリーズを初制覇した。
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— Formula 2 (@Formula2) December 6, 2020
F1出走要件のFIAスーパーライセンス取得のためには、所定のシリーズに参戦して予め定められたライセンスポイントを40点集める必要があるが、F2でのランキング3位によって角田裕毅はこの条件を満たす事になる。チーム首脳陣はデビューさせる意向を明らかにしており、もはや来季アルファタウリ・ホンダでのF1デビューに向けた障害はない。
なおミック・シューマッハのチームメイトとして、同じくF1デビューが決まっているニキータ・マゼピン(ハイテック)は9位フィニッシュを果たし、計164ポイントでのランキング5位でシーズンを終えた。
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Pos | No | Driver | Team | Laps | Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 8 | ダルバラ | カーリン | 34 | – |
2 | 7 | 角田裕毅 | カーリン | 34 | 3.561 |
3 | 2 | ティクタム | ダムス | 34 | 3.902 |
4 | 3 | 周冠宇 | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 34 | 5.615 |
5 | 21 | シュワルツマン | プレマ | 34 | 7.585 |
6 | 14 | アレジ | MPモータースポーツ | 34 | 9.04 |
7 | 25 | ギオット | ハイテック | 34 | 11.093 |
8 | 15 | ドルゴヴィッチ | MPモータースポーツ | 34 | 13.878 |
9 | 24 | マゼピン | ハイテック | 34 | 14.536 |
10 | 4 | アイロット | ユニ・ヴィルトゥオーシ | 34 | 16.023 |
11 | 12 | ピケ | チャロウズ | 34 | 16.157 |
12 | 6 | ルンガー | ARTグランプリ | 34 | 17.051 |
13 | 11 | デレトラズ | チャロウズ | 34 | 20.176 |
14 | 5 | アームストロング | ARTグランプリ | 34 | 21.844 |
15 | 22 | ニッサニー | トライデント | 34 | 23.639 |
16 | 23 | 佐藤万璃音 | トライデント | 34 | 26.089 |
17 | 1 | ゲラエル | ダムス | 34 | 26.759 |
18 | 20 | シューマッハ | プレマ | 34 | 28.529 |
19 | 10 | サマイア | カンポス | 34 | 35.936 |
20 | 16 | マルケロフ | HWA | 34 | 59.769 |
21 | 17 | ポルシェール | HWA | 33 | 1 LAP |