今週末のF1バーチャル・アゼルバイジャンGPに、ピエール・ガスリー（アルファタウリ・ホンダ）とセルジオ・ペレス（レーシング・ポイント）が参戦する事が決定した。2人が公式シムレース「F1バーチャルGP（F1 Esports Virtual Grand Prix）」でステアリングを握るのは今回が初めて。デビュー戦となる。

最多タイとなる8名の現役が参戦

PS4ゲーム「F1 2019」に収録のバクー市街地コースでのレースにはその他に、シャルル・ルクレール（フェラーリ）、アレックス・アルボン（レッドブル・ホンダ）、アントニオ・ジョビナッツィ（アルファロメオ）、ランド・ノリス（マクラーレン）、そしてウィリアムズのジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィが参戦。過去最多タイとなる8名の現役F1ドライバーが26周の闘いに臨む。

サッカー界からはバーチャルGPの常連、レアル・マドリードのゴールキーパー、ティボー・クルトワがアルファロメオから4戦目に挑む。ACミランのゴールキーパー、ジャンルイジ・ドンナルンマはガスリーと共にアルファタウリ・ホンダから参加する。

ルノー勢はF1バーチャルGP初参戦コンビ。プレミアリーグ・マンチェスター・シティ所属のアイメリク・ラポルテが、ルノー育成のF3ドライバー、オスカー・ピアストリとタッグを組む。YouTubeレーサーのジミー・ブロードベントもグリッドにカムバック。ベテランF1ドライバーにしてシムの新人、セルジオ・ペレスと共にレーシングポイントでレースを闘う。

F1のeスポーツ部門の責任者を務めるジュリアン・タンは「我々は今、2020年のF1世界選手権シーズンをオーストリアで開幕させるべく準備に取り組んでいる。数週間後の本シリーズのフィナーレを盛大に締め括りたい。これまでシリーズに参加してくれたチームとドライバーに感謝している」と語った。

無料ライブ配信は6月7日深夜～

イベントは英国ロンドンのGフィニティeスポーツアリーナからライブ中継され、日本時間6月7日(日)26時からF1公式サイトやYouTube、Twitch、Weibo、Huya、Facebookなどで1時間30分に渡って無料でストリーミング配信される。

またイギリスではSky Sportsが、アメリカではESPNが、そして東南アジアではFOXスポーツアジアがテレビで生中継する。日本ではDAZNが翌6月8日(月)19時より日本語実況をつけて配信を開始する。

メインイベントの1時間前にはF1 eスポーツ・プロ・エキシビション・レースが、そして2時間前にはF2とF3のドライバーが登場するF2バーチャルレーシングイベントがYouTube他で生配信される。

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