
2021年F1:チーム別リザーブドライバー…3名が2チーム兼任体制
全レギュラードライバーが無事にシーズンを終える事を願って止まないが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)変異株の猛威もあり、今季も如何なる事態が起きても不思議はない。
オンシーズン中にPCR検査による陽性反応が確認された事で、昨年はセルジオ・ペレス、ランス・ストロール、ルイス・ハミルトンの3名がレース欠場を強いられ、それぞれニコ・ヒュルケンベルグとジョージ・ラッセルが代役を務めた。
また冬のオフシーズン中にはランド・ノリス、シャルル・ルクレール、ピエール・ガスリーが新型肺炎に感染。自己隔離を強いられた。
病気や怪我、クラッシュなど、レースウィーク中に不測の事態が発生する可能性はこれまでもあったわけだが、コロナ渦の影響で、緊急招集されても着実に仕事をこなせる経験豊富なリザーブドライバーの市場価値が高まっている。特にチャンピオンシップが懸かる状況下での欠場はランキングを左右し、チームの分配金を大きく変え得る。
各チームは今年、誰とリザーブ契約を結んでいるのだろうか?以下にまとめた。
| チーム | ドライバー |
|---|---|
| メルセデス | ストフェル・バンドーン |
| ニック・デ・フリース | |
| マクラーレン | ストフェル・バンドーン |
| ニック・デ・フリース | |
| レッドブル・ホンダ | アレックス・アルボン |
| アルファタウリ・ホンダ | アレックス・アルボン |
| アストンマーチン | ニコ・ヒュルケンベルグ |
| アルピーヌ | ダニール・クビアト |
| フェラーリ | アントニオ・ジョビナッツィ |
| アルファロメオ | ロバート・クビサ |
| ハース | ピエトロ・フィッティパルディ |
| ウィリアムズ | ジャック・エイトケン |
メルセデスはフォーミュラEワークスのストフェル・バンドーンとニック・デ・フリースを起用するが、実際に代役が必要となった場合、昨年のようにウィリアムズに派遣中のラッセルを呼び戻す可能性が高そうだ。
ただし、仮にウィリアムズがハースを上回るコンストラクター9位に手が届きそうな場合、グローブのチームが断固とした態度を示す事も考えられる。
マクラーレンはそんなメルセデスとの間で、必要に応じてバンドーンあるいはデ・フリースを借り受ける契約を結んだ。ウォーキングのチームにはF1出走準備が整っているジュニアドライバーがいない。
Courtesy Of Daimler AG
メルセデス・フォーミュラEワークスドライバーを務めるストフェル・バンドーンとニック・デ・フリース
バンドーンとデ・フリースが2チームのリザーブを兼任するのと同じ様に、アレックス・アルボンもまた、ホンダエンジン搭載のレッドブル及びアルファタウリのリザーブを務める。
シャルル・ルクレール、あるいはカルロス・サインツが出走できない場合、フェラーリはアルファロメオの正ドライバー、アントニオ・ジョビナッツィにSF21を託す事になる。
この場合、ジョビナッツィの穴を埋めるのはロバート・クビサであり、アルファロメオはキミ・ライコネンとクビサというラインナップとなる。両者の年齢を足すと77歳。グリッド最強のベテランコンビと言えよう。
上記はあくまでも”オフィシャル・リザーブドライバー”の面々であり、必ずしも彼ら以外のドライバーが起用されるというわけではない。