初開催を迎えるF1マイアミGPが2022年5月6日～8日に行われる事が分かった。2022年シーズンのF1カレンダーは10月15日の世界モータースポーツ評議会（WMSC）で発表される予定だが、現地プロモーターが9月23日(木)にフライング発表した。

2017年にF1の商業権を買収したリバティ・メディアにとっての悲願であったマイアミでのグランプリでは、モナコGPを含む他のグランプリ同様に3日間制のフォーマットが採用され、週末には様々なアクションやエンターテイメントが企画されている。

マイアミはバーレーン、サウジアラビア、オーストラリア、中国に続くシーズン序盤のフライアウェイ最終戦を担う事が予想される。マイアミでのレースの2週間後にはスペイン、その1週間後にはモナコで伝統の一戦が行われる見通しだ。

レースは、NFLチーム「マイアミ・ドルフィンズ」の本拠地、ハードロック・スタジアム周辺に建設される「マイアミ・インターナショナル・オートドローム（Miami International Autodrome）」で行われる。工事は既に着工しており、路面には「超平滑」なレーシングアスファルトが使われる。

マイアミGPのリチャード・クリーガンCEOは「サーキットの建設は順調だ。F1の開催日の決定に続き、コース外での様々な催しの詳細を可能な限り早く発表していきたい」と語った。

「この場所はスーパーボウルやマイアミオープンなどのイベントでよく知られる場所だ。全く新しい世界規模のスポーツイベントを開催することを楽しみにしている」

また、マイアミGPのマネージングパートナーを務めるトム・ガーフィンケルは「最高のレーストラックと、ファンにとって類を見ない体験ができる会場を作り上げるべく努力を重ねてきた。イベントへの熱意と期待は非常に大きい。開催日を発表できた事を嬉しく思う」と語った。

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