ニュルブルクリンクでルノーR.S.20を駆るダニエル・リカルド、2020年F1アイフェルGP
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進化を遂げたルノー…弱点とする高ダウンフォースのニュルで3列目「決勝では更に上を目指す」とリカルド

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ルノーDPワールドF1チームは、ニュルブルクリンクで行われたアイフェルGPの予選で堅実な結果を残した。ダニエル・リカルドとエステバン・オコンは、ドイツの丘陵地帯に位置する5.148kmのGPコースで行われたグリッド争いを終えて、各々6番手と7番手を確保した。

オコンに0.019秒差をつけて9戦連続でチームメイトを打ち負かしたリカルドは「チームとして6・7番手という堅実な結果を手にする事が出来た。今週末は色々あって気づいていなかったんだけど、ここは僕らが最も弱点としている最大レベルのダウンフォースが要求されるサーキットなんだよね」と語り、マシン開発で更に一歩前進したとの認識を示した。

低ダウンフォース・コースを得意としてきたR.S.20が弱点を克服する事になれば、オールラウンダーとして毎週末で上位に食い込んでくる可能性がある。来季フェルナンド・アロンソ加入に向けて、エンストンのチームは着実に進化を遂げているようだ。

スポーティング・ディレクターを務めるアラン・パーメインは「直近のライバルたちを抑えて6位、7位という結果を手にする事ができ、決勝に向けて非常に強力な足固めをする事ができた。天候に気を配る必要があるが、日程が短縮された中で前向きなスタートを切る事ができているし、明日は良いレースができることを楽しみにしている」と語った。

ルノー:F1アイフェルGP予選

ダニエル・リカルド予選: 6位, FP3: 8位

今日の予選には十分満足してるし、6番手は僕らにとって良いスタートポジションだ。今日は限られたプラクティスと大忙しの予選で楽しい土曜日になった。

誰もが概ね似たようなタイミングでコースに出てタイムを競い合う状況で、すごく楽しかった。準備万端とは言えないけど、クルマの事は十分に理解できているから、明日に向けて上手い解決策を見つけていきたい。

決勝が接戦になるのは間違いないだろうから凄く楽しみだ。ポジションを上げられると思うし、6位以内が目標だ。ソフトタイヤはグレイニングの影響が大きそうだから、どの位保つのか見ものだね。晴れても雨が降っても面白いレースになると思うよ。

エステバン・オコン予選: 7位, FP3: 11位

プラクティスが1度だけであった割には、今日の予選は良かったと思う。7番手には満足だよ。昨日は1周も走れず、今日も1セッションだけだったから、このコースに関して殆ど学べない状況での予選だったしね。クルマはQ1から本当に良いパフォーマンスを発揮してくれた。

今日はプラクティスと予選で共にソフトタイヤしか履いていないから、明日は未知の世界に飛び込むことになる。決勝でのタイヤがどう機能し、どの位保ってくれるのか、様子を見てみたい。結果がどうなるかは分からないけど、僕らはチャンピオンシップのために良いポイントを稼げる位置にいる。


僅か60分間の練習走行を経て行われた予選では、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が僚友ルイス・ハミルトンを2番手に抑えてポールポジションを獲得。セカンドローはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)という結果となった。

2020年 F1アイフェルグランプリ決勝レースは、日本時間10月11日(日)21時10分にスタート。1周5148mのニュルブルクリンクを60周する事でチャンピオンシップを争う。

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