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元F1総帥エクレストン、妻フロシが無事に男児を出産…89歳で父親に
かつてF1を統治していたバーニー・エクレストン(89歳)と妻ファビアナ・フロシ(44歳)との間に、無事に第一子が誕生した。世界に名だたる億万長者は2度の離婚を経て2012年に現在の妻と結婚。今年4月に懐妊が伝えられていた。
スイスBlick紙が伝えたところによると、ファビアナ・フロシは7月1日(水)正午に、スイス・ベルン州インターラーケンの病院で男児を出産した。母子共に健康のようで、その新たな生命は「エース(Ace)」と名付けられたという。
妊娠が伝えられた4月の時点で夫婦は、ファビアナ・フロシの母国ブラジルの農場で生活を営んでいたが、5月にスイス・グシュタードへと生活の拠点を移した。ブラジル国内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死者は5万人を超えており、米国に次ぐ世界第2位の被害が出ている。
エクレストンにとってはデボラ(65歳)、タマラ(36歳)、ペトラ(32歳)に続く4人目の子供であるが、いずれも前妻との間の子だ。最初の妻アイビーとの間に生まれたデボラには孫がいるため、エクレストンは”曽祖父”と”赤ちゃんの父親”という一見相容れない肩書を背負うことになる。