DSテチータのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ
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フォーミュラE王者に輝いたダ・コスタ、佐藤琢磨擁するRLLからインディカーをテスト

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2019/2020シーズンのフォーミュラE選手権チャンピオンに輝いたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが、佐藤琢磨擁するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)と共にインディカーマシンでのテストに臨む事になった。

DSテチーターから今季フォーミュラEに参戦したダ・コスタは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で再編されたベルリンでの最終6連戦の中での2連勝を含むシーズン3勝を挙げて、最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを獲得した。

RLLレーシングは米国インディアナ州現地10月14日、11月2日にアラバマ州バーバー・モータースポーツ・パークで29歳のポルトガル人ドライバーをテストする計画を明らかにした。ダ・コスタは既にシートフィッティングを終えている。

チームはまだ2021年のドライバーラインナップを発表していないが、共同オーナーであるボビー・レイホールは、佐藤琢磨がインディ500での2勝目を挙げた際に、来シーズンの3台体制に含みを持たせている。

またダ・コスタに関しては以前、アルガルベ・サーキットで開催される次戦F1ポルトガルGPでのフリー走行出走の可能性が囁かれていたが、今はその可能性が消滅したとも考えられており、来季インディカーへの参戦の可能性が出ている。

強豪チップ・ガナッシ・レーシングと契約して、ロード及びストリートのフルカレンダーで2021年と2022年のインディカー・シリーズ参戦を目指す7度のNASCARチャンピオン、ジミー・ジョンソンもまた、ダ・コスタと同じ日にバーバーでテストを行う可能性が取り沙汰されている。