レッドブル、F1日本GPでのタイトル獲得条件…鈴鹿戴冠の可能性は

コンストラクタータイトル獲得記念Tシャツを着たレッドブルのヘルムート・マルコ、クリスチャン・ホーナー代表、ジョナサン・ウィートリー、2022年10月23日F1アメリカGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

マックス・フェルスタッペンの3度目のドライバーズタイトルは少なくともカタールGPまで待つ必要があるが、レッドブルにとってのコンストラクターズ選手権2連覇は日本GPで達成される可能性がある。

9月24日(日)の鈴鹿サーキットでレッドブルが通算6回目のコンストラクターズ・タイトルの栄誉を手にするには、ランキング2位以下のライバルに309ポイント以上の差を付ける必要がある。

シンガポールGP終了時点で理論上、タイトル獲得の望みが残っているのは以下の3チームだ。

  • 1位:レッドブル(597点 / 差 )
  • 2位:メルセデス(289点 / -308点)
  • 3位:フェラーリ(265点 / -332点)

よって2023年のF1日本GPでタイトルを決するには、レッドブルが以下の2つの条件を満たせばよい。

  • メルセデスより1点以上多くのポイントを稼ぐこと
  • 自分たちよりフェラーリが24点以上多くのポイントを獲る事を防ぐこと

今季のメルセデスがレッドブルを上回ったのは前戦シンガポールの1戦のみ。そしてフェラーリが今年、レッドブルに24点差以上をつけた事は一度もない。よって確率的に言えば鈴鹿でのレッドブルの2連覇の可能性はかなり大きい。

レッドブルが1-2フィニッシュを飾った場合、例えメルセデスが3-4フィニッシュしても鈴鹿でのタイトルは決する。

パワーユニット技術供与を行うホンダのお膝元、鈴鹿日本GPでチャンピオンシップが決まった場合、レッドブルはシーズン6戦を残してコンストラクターズチャンピオンに輝くF1史上初のチームとなる。

なおフェルスタッペンが優勝に加えてファステストラップを記録し、セルジオ・ペレスがノーポイントに終わったとしてもドライバーズタイトルは確定せず、こちらの方は少なくともカタールGPまで決着する事はない。

F1日本GP特集

この記事をシェアする

関連記事

モバイルバージョンを終了