ハースF1「上海でのオーバーテイクは可能」2017年F1中国GP《Preview》コメント
2017年F1第2戦中国GPについて、ハースF1のロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンがその展望と意気込みを語った。
2017年F1中国GPに向けてのコメント
ロマン・グロージャン
「上海インターナショナル・サーキットは、オーストラリアとはまったく違うからトリッキーだね。ここはフロント・リミテッド傾向が強いので、フロント・タイヤをうまく使う必要があるんだ。それができないとすごくやり辛くなってしまうんだ。上海でのオーバーテイクは不可能じゃないよ。長いバックストレートでDRSが使えるからね。概して言えば、予選で良ければ決勝でも良いはずだよ。予選でトップ10に入れれば決勝でもトップ10に入れるだろう。でもそうでないとかなりきついレースになるね。」
「僕は1コーナーがお気に入りなんだ。あそこは、全開でコーナーに飛び込んでいって、シフトダウンしながら2コーナーへと進入していくチャレンジングな場所なんだよ。最高にクールなコーナーだね。かなり長いコーナーなので、色んなことが要求されるんだ。バックストレート手前の右コーナーも同じように大事なところさ。なにしろ1.5kmもの直線コースの手前だからね。コーナーの出口ではできるだけ早く加速しなきゃならないんだ。」
ケビン・マグヌッセン
「マシンに僕らが求めていた競争力があるってことは本当に良いニュースだよ。もちろん、今回の中国GPでも再び競争力があるって保証はないけどね。ともあれ、僕らはこれを最大限に活用して中国で再び競争力を発揮するために努力しなきゃならないよ。1コーナーはかなり楽しいよ。すごく独特なコーナーで、すごい速さで突入していきながら出る時はすっごい低速なんだ。信じられないほど長いコーナーだしとてもユニークだね。」
チーム代表のギュンター・シュタイナーは、今季フェラーリエンジンはメルセデスと同等以上と考えており、同エンジンを搭載するハースには大きなアドバンテージがあると語っている。