ピットウォールに立つフランツ・トスト代表、2018年F1中国GP決勝
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トロロッソ代表トスト「今週末は惨敗、本当に悔しい」次戦バクーに向けての改善誓う

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15日(日)に行われたF1第三戦中国GP決勝を終え、トロロッソ・ホンダのフランツ・トスト代表は「本当に悔しい」と語りレースを振り返った。

4位入賞を果たした前戦バーレーンGPの勢い何処其処に。上海インターナショナル・サーキットでは、トロロッソ・ホンダSTR13のポテンシャルが開放される事は一度もなかった。全てのセッションでタイヤの扱いに苦労し、タイムシート後方付近に留まった。

コンディションの変化にパフォーマンス改善の期待高まった決勝では、チームメイト同士での接触事故が発生。ピエール・ガスリーは辛うじて15位完走を果たしたものの、事故の責任を問われ10秒加算の18位。ブレンドン・ハートレーはギアボックスにトラブルを抱えリタイヤを喫した。

今週末は惨敗、本当に悔しい

フランツ・トストチーム代表

まず最初に、見事な勝利を果たしたレッドブルにお祝いを言いたい。ダニエル・リカルドは素晴らしい戦略によってチャンスを手にし、優勝に向けて全てをコントロールしていた。残念な事に、我々トロ・ロッソは上手くやることが出来なかった。

週末の最初から苦戦が続いた結果、スタートグリッドはほぼ最後尾。レース中も必要なペースを引き出すことが出来なかった。更に、コミュニケーションミスによって2人のドライバーの間で接触事故が発生してしまった。本当に悔しいよ。

レース終盤にはブレンドンのマシンにギアボックストラブルが確認されたため、リタイアを強いられる事になった。パフォーマンス不足の原因を究明し、次のバクーでは競争力を発揮できる事を願っている。


決勝当日の上海インターナショナル・サーキット上空には青空が広がり、週末を通して最も暖かいコンディションの中でのレース開催となった。トロロッソ・ホンダ勢の相討ちによって出動したセーフティカーを利用し、果敢なタイヤ戦略を選んだレッドブルのダニエル・リカルドが、昨年のアゼルバイジャンGP以来となる大逆転勝利を上げた。

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