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F1中国GP決勝レースを振り返ってリカルドがコメントを発表した。リカルドはレース終盤に前を行くフェルスタッペンとの距離を大きく詰めたが、その後はまともに近づくことすら出来ずオーバーテイクのチャンスはなかったと語っている。また、今季はDRSが役に立たないとも述べており、オーバーテイク問題が再燃するのは必至と言えそうだ。
リカルド:F1中国GP決勝レース後コメント
ダニエル・リカルド
決勝:4位, 予選:5位
「複雑な感じだね。今日は表彰台にかなり近かったからガッカリしてるのは事実なんだけど、チームとしては3位と4位だったわけだから結果は良かったと言えるね。最初のスティントではフロントタイヤのケアに苦労してしまい多くのタイムを失ってしまったよ。これが表彰台の可能性を大きく遠ざけてしまったんだ。最初のピットストップの後は、バランスもスピードも良かったので、失ったタイムを取り戻しながら先頭とのギャップを埋めることができた」
「レース終盤、マックスがタイヤに苦労しているのが分かったんだけど、彼に接近した途端ぼくもタイヤに苦労し始めることになってしまったんだ。チームはレースバトルをしていいよって言ってくれたんだけど、DRSゾーンを使っても十分には接近できなかったんだ。様子を見ていたんだけど、ヘアピンのイン側のラインはまだかなり滑りやすくて、正直言って本当に近くに接近できなかったんだ。今年のマシンではDRSを使ってもさほど助けにはならないってことはかなり注目に値するね」
「チームとしては結果に満足する必要があると思うし、今日はたくさんのことを学べたよ。でも、メルセデスとフェラーリとのギャップを埋めるためには、まだやるべき仕事があるよ」
2017年中国GPの詳しい模様と結果については「F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト」を参照いただきたい。