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ホンダのF1総責任者である長谷川祐介が、中国GP予選を振り返りコメントを発表した。フェルナンド・アロンソはドライブシャフトのトラブルで、ストフェル・バンドーンは燃料圧力の問題でそれぞれレースを終えている。
オーストラリアGP以降マクラーレンの車体の信頼性が大きく揺らぐ中、長谷川は「パワーユニットの信頼性は確実に向上している」との認識を示した。事実、中国GPではパワーユニット自体にトラブルは発生していない。
ホンダF1：中国GP決勝レース後コメント
長谷川祐介
ホンダF1プロジェクト総責任者
「今日のレース結果は残念なものでしたが、今週末のグランプリで我々は複数のポジティブな要素を持ち帰ることができたと考えています。今日は非常に難しいコンディションでしたが、チームはいつものように素晴らしい仕事をし、ピットストップ戦略を完璧にこなしました。フェルナンドは素晴らしいスタートを見せ、複数のポジションを上げましたね。リタイヤするまで非常に良いレースをしていたと思います。ストフェルも良いスタートを切り、早すぎるリタイヤを喫するまで良く戦っていました」
「ある時点ではポイントが獲得できそうだった為、両ドライバーがメカニカルな問題でリタイヤした事はとても残念です。しかしながら、2回のグランプリを経て、我々はパワーユニットの信頼性が進歩を遂げていることを確信して上海を離れることになります。今は今週末のバーレーンを楽しみにしています。引き続き勢いを増していきたいですね。数日しかないので準備の時間はあまりありませんが、マクラーレンと協力してより良い結果を期待しています」
なお、マクラーレン・ホンダは次戦バーレーンGPに3Dプリンタを持ち込むとされており、現場でマシンパーツの調整をすると言われている。2017年中国GPの詳しい模様については「F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト」を参照いただきたい。