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フォースインディアのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンが、中国GPの決勝レースを終えてコメントを発表した。チーム副代表のロバート・ファーンリーは「チームはレースを非常にうまく管理し、ダブルポイントフィニッシュを果たしました。セルジオとエステバンはどちらも成熟したドライビングを披露してくれました」と語り、チームとドライバーの労をねぎらった。
フォースインディア:中国GP決勝レース後コメント
セルジオ・ペレス
決勝:9位, 予選:8位
「面白いレースでポイントを獲得できていい気分だよ。レースのスタートは簡単じゃなかった。スタートを失敗してしまって1コーナーまでに5か6つ順位を落としてしまったんだ。クラッチを離した瞬間にホイールスピンしちゃってね。1周目にいくつかのポジションを戻したけど、10コーナーでランス・ストロールとの接触がありタイヤがパンクしてしまった。彼が僕に全くスペースを残してくれなかったところを見ると、彼はイン側に僕がいたことに気づいてなかったんだと思う」
「ドライタイヤへの履き替えのタイミングは完璧だったし、スーパーソフトタイヤの選択も正しかった。交換してすぐに良いリズムで走れることができたのでマッサとクビアトをオーバーテイクしたよ。戦略を振り返ってそれが正しかったのかどうかを検証することはできるけど、マシンのペースを考えればこの結果は僕らにふさわしいものだと思う。しかもチームにとって12戦連続のポイント獲得なんだからね」
エステバン・オコン
決勝:9位, 予選:20位
「トップ10でレースを終えられたのは素晴らしいリカバリーだよ。でももう2つ3つほど順位を上げられたと思うんだ。僕らは正しい戦略を取ったし、正しいタイヤでレースをスタートした。でも2周目にチームとの誤解があってタイヤ交換せずにピットレーンを通り過ぎることになっちゃったんだ。チームは僕が入ってくると思ってなかったみたいでさ。少なくとも15秒はロスしたと思う。序盤はみんながピットになだれ込んだから混乱してたんだね」
「こういう形でタイムを失ってしまったのは残念だけど、最終的にはポイントを獲得できてよかったよ。今日はかなりクルマの感触が良かったし、10位入賞という結果は良い改善の証だと思う。来週のバーレーンは、オーストラリアや中国とは違って僕がよく知っているサーキットだし、過去にいい成績を残してるところなんだ。2015年にはGP3でポールを取っていて良い思い出があるんだ。今年もいい思い出を作れることを楽しみにしてるよ」
2017年中国GPの詳しい模様については「F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト」を参照されたい。