アロンソ – “野獣ラップ”再び「マクラーレンホンダは走行不足の代償を払っている」2017年F1中国GP決勝後コメント

マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソcopyright McLarenF1

13番手スタートから一時は7番手を走行していたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ。33周目に発生したドライブシャフトの問題により2戦連続リタイヤという結果に終わった。F1中国GP決勝レースを振り返ってアロンソがコメントを発表した。

アロンソ:F1中国GP決勝レース後コメント

フェルナンド・アロンソ
決勝:リタイヤ, 予選:13位

「とてもトリッキーなコンディションで13番手からレースをスタートすることになった。数周後には6位につけていたから大きな驚きだったよ。何周かの驚異的なラップのおかげさ。昨日言ったように、こういうコンディションだとあちらこちらで他のマシンがスピンしてくれるから、この状態が続くことを祈ってたんだ。この状況を最大限に利用して、何度か何の苦労もなくオーバーテイクさせてもらったよ


©F1

「でもコースが乾き始めると、しばらく7番手を走行できていたにもかかわらず、少しずつ後退していってしまった。僕らがどんなに良い結果に飢えているのかを今日再び証明して見せることができたと思うけど、残念ながらまだレースを完走できるほど強くはない。冬のテストでロクに走れなかった大きな代償を今払っているってことさ。でもうまくいけば早急に改善できると思うよ」

「今日、僕とストフェルの両方が完走できなかったのは残念だし、僕はポイント圏内を走ってたからすごく痛手だよ。でも僕らが今できることは”学ぶ”ってことだからね。例え雨が降らなくてもバーレーンではもう少し良くなるはずだよ」


信頼性不足によりダブルリタイヤを喫したマクラーレン・ホンダ。「信頼性の神は我々のチームにいなかった」とはマクラーレン・ホンダ公式プレスリリースの弁。マシンの信頼性を神に委ねているようでは、いつまでたっても表彰台など取れるはずもない。2017年中国GPの詳しい模様と結果については「F1中国GP《決勝》結果とダイジェスト」を参照いただきたい。

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