フェラーリのキミ・ライコネン
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ライコネン「フェラーリはまだメルセデスと同じ土俵にはいない」2017年F1中国GP予選後コメント

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フェラーリのキミ・ライコネンがF1中国GP予選を振り返りコメントを発表した。ライコネンは、予選Q2でトップタイムを叩き出したものの、予選Q3ではチームメイトのセバスチャン・ベッテルに0.275秒差をつけられ4位に終わっている。ライコネンは、限界まで攻めれば攻めるほどマシンの弱点が露呈すると述べ、フェラーリはまだメルセデスと同じ土俵には立っていないと主張する。

F1中国GP予選を終えてのコメント

キミ・ライコネン
予選:4位/1:32.140

「予選Q2では1位だったのに予選Q3では4位になってしまった。でも別に意外じゃないんだ。Q3ではフロントタイヤに手こずってしまってね。3コーナーであれ以上タイムを縮めるのは難しかった。昨日は走行時間が限られてしまったから、すべてをまとめるのは難しかったよ。それに、僕らはまだトップに立てるような状態じゃない。セットアップには細かい改善が必要だし、攻めれば攻めるほどそれがはっきりしてくるんだ」

「でも、すでにオーストラリアの時よりは良くなってるし、マシンの操縦性はそんなに悪くはないよ。予選序盤はアンダーステアが出てたんだけど、その後何らかの理由でオーバーステアに変わってしまった」

「タイヤが余っていたから予選Q2では2回アタックしたんだ。コース上に出てみて、他のチームが何をしているのか見てみようってことになったんだよ。明日は今日とはコンディションが違うだろうし、雨が降ればみんなそれぞれ戦略を考えることになるだろうね」


予選の詳しい模様については「中国GP予選ダイジェスト」を参照いただきたい。F1中国GP決勝レースは、明日2017年4月9日(日)15:00から上海インターナショナル・サーキットにて行われる。天気予報では明日は再び雨の見込み、ウェット・コンディションでのスタートが予想されている。

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