フェラーリのユニフォームを着たシャルル・ルクレールcopyright Ferrari S.p.A.

シャルル・ルクレール、夏休み明けにフェラーリに移籍?ストーブリーグが加熱

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シャルル・ルクレールのフェラーリへの移籍が現実味を帯びてきた。先日スクーデリアのお膝元イタリアメディアが、フェラーリがルクレール側に移籍をオファーしたと報道。これに続いて、F1の本場イギリスの複数の主要メディアがフェラーリに近い筋の情報として、2年契約で合意に至ったと報じた。チームのスポークスマンは推測に過ぎないとしてコメントを拒否している。

現時点ではまだ合意したのみで正式な契約には至っていないものの、ルクレールはキミ・ライコネンの後任として2019年から2020年までセバスチャン・ベッテルのチームメイトを務める事になるという。跳馬の育成ドライバーであるモナコ出身の20歳は、F1直下のF2で圧倒的な速さを見せチャンピオンを獲得。今年アルファロメオ・ザウバーからF1デビューを果たした。

チーム代表のフレデリック・バスールをして「数年間は中団争いも難しい」と言わしめた非力なマシンながらも、ルクレールは8戦を終えて入賞4回の快挙を達成。先輩株のマーカス・エリクソンを圧倒し、ルーキーらしからぬクレバーなレースを披露している。もとよりフェラーリは、フェラーリ昇格を念頭にルクレールをザウバーに送り込んだとされるが、デビューから半年足らずでの決定は異例と言える。

ルクレールの昇格によって、グリッド最年長のライコネンはF1引退を余儀なくされる可能性がある。2007年のF1ワールドチャンピオンはベッテルの後塵を拝し続けており、ドライバーズランキングで83ポイントの5位と低迷。2位ベッテルとのポイント差は48ポイントにまで拡大している。

F1オーストリアGPの公式記者会見に出席したライコネンは、去就に関する質問をユーモアたっぷりに尽く退け、一切明らかにしようとしなかった。

フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は、来季を待たずシーズン只中の夏休み明け後の段階でライコネンとルクレールのシートを交換する事を望んでいるとも噂されているが、ザウバーのバスール代表はルクレールとの契約はシーズン末まで有効だと述べ、その可能性を否定している。

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