エリック・ブーリエ「この苛立ちと失望を表現する言葉が見つからない」F1カナダGP 2017《決勝》

エリック・ブーリエcopyright mclaren.com

レース前、マクラーレンのエリック・ブーリエは、フェルナンド・アロンソはポイントをかけてレースを戦ってくれるだろうと、期待を示していた。確かに、フランス人レースディレクターの願いは叶った。だが、それは余りにも無慈悲な結末のプロローグに過ぎなかった。

日本時間12日(月)に行われた第7戦F1カナダGP、残り2周というところで入賞圏内の10番手を走行していたフェルナンド・アロンソのエンジンにメカニカルトラブルが発生、アロンソはポイント獲得を目前にしてリタイヤを強いられた。

決勝を終えたブーリエは、この失望と怒りそして悲しみをどのように表現して良いか分からない、と言葉を詰まらせた。怒りと失望と悲しみは”結果”に向けられたものだったのだろうか、それとも”ホンダ”に向けられたものだったのであろうか?

マクラーレン:F1カナダGP決勝を終えて

エリック・ブーリエレースディレクター

今シーズン初めて、チェッカーフラッグを目前にして10番手を走行していました。我々は願っていました。そうです、我々は願ったものは決して贅沢なものではありませんでした。今日のレース全般で驚異的な走りを見せ、過去2年半の決勝の全てで素晴らしいドライブをしてきたフェルナンドに、ほんの僅かなチャンピオンシップ・ポイントを望んだだけなのです。これだけの努力と失望の後であれば、例え1ポイントであったとしても、それは勝利にも等しく感じられた事でしょう。

そこに来て、またしても”はらわた”がえぐられるようなトラブルが彼を襲いました。

どのようにしてこの失望感を表現して良いやら言葉がみつかりません。この苛立ち、この悲しみを。ただし、これだけは言えます。これは単純な事であり、完全に不十分であると。


2017年第7戦F1カナダGP決勝の詳細については、決勝結果とダイジェストを参照されたい。

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