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予選直前の午後のフリー走行を1-2で終えたスクーデリア・フェラーリだったが、決勝のグリッド争いではメルセデスの先行を許す形となってしまった。セバスチャン・ベッテルは2番グリッド、キミ・ライコネンは4番グリッドからレースをスタートする事になる。
とは言え、過去37回のグランプリを誇るジル・ビルヌーブ・サーキットでのポール・トゥ・ウインの確率は46%。優勝にポールポジションは必須ではない。フェラーリとメルセデスの2つのトップチームでの戦いは、極めて熾烈なものとなる可能性がある。
フェラーリ:F1カナダGP予選を終えて
セバスチャン・ベッテル予選: 2位/1:11.789
Q3の最後のラップでの自分の仕事ぶりには満足してないんだ。厳しい争いだったのは間違いないけど、もっと接戦に持ち込めたはずさ。フロントローの可能性もあったはずだけど、今日はルイスがすごい良い仕事をしたね。2コーナーでマシンのコントロールを失っちゃったから、追う側にいたのは分かってたよ。マシンはすごい良かったし、午前のセッションには満足してたんだ。
最前列にいるってことは、良いスタートが切れるチャンスがあるってことだね。明日を楽しみにしてるよ。決勝がとんでもない接戦になるのは間違いないと思う。ここは良いサーキットだし、僕らは去年もここで良い走りを見せているしね。
キミ・ライコネン予選: 4位/1:12.252
昨日のマシンには快適さがあったんだけど、今日は少しばかりトリッキーだった。マシンはかなり良いと思うんだけど、望みどおりにタイヤを作動させるのに苦労してしまったんだ。マシンのポテンシャルは高かったけど、上手く走る事ができず、良いラップをまとめられなかった。最後のアタックは酷いものだったね。1コーナーと2コーナーでミスをしてしまって、そのツケを払う事になってしまった。
明日は今日とは違うストーリーになるはずだよ。レースは長いし、多くの事が起こり得る。ここは物事が劇的に変わる場所の1つだからね。僕らにはスピードが必要だから、最善の選択ができるように頑張るよ。
2017年第7戦F1カナダGP予選の詳細については、予選結果とダイジェストを参照されたい。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページをご覧あれ。