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F1カナダGP金曜初日のセッションで計49周を走り、19番手で終えたマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーン。トラブルで走行時間を大きく失ったアロンソとは対照的に、計画されたプログラムを順調にこなしたバンドーンは、生産的な1日を過ごす事になった。
午前の1回目のフリー走行では29周を走り、通常のセットアップ作業と空力相関作業を完了、11番手でセッションを終えた。チームはFP2に向けてバンドーンのセットアップを変更、午後の2回目のフリー走行では最後の最後にMGU-Hに異常が認められたためマシンを止めたが、マシンについてはかなり良い手応えを得ているとバンドーンは語る。
表面的にはFP2で19番手タイムと後方に沈んで見えるが、本人はかなりポジティブな感触を持っているようだ。ジル・ビルヌーブ・サーキット初走行となったバンドーンが、初日を振り返りコメントを発表した。
バンドーン:F1カナダGP初日を終えて
ストフェル・バンドーンFP1: 11位, FP2: 19位
チーム的にはちょっと厄介な1日になっちゃったね。僕の方は最初のフリー走行はかなり上手くいったよ。このコースを走るのは初めてだから、コースを把握するために時間を使ったんだ。最初は、アスファルトはかなり汚れてたけど、セッションを通してかなり改善してきたんだ。最終的にはかなりポジティブな感触を得られたし、マシンのフィーリングもまずまずだったよ。
FP1の後にマシンのセットアップを変更してFP2に臨んだんだけど、これが上手く功を奏して順調な滑り出しを決めることができたんだ。でも、終盤にウルトラソフトタイヤでスピンしちゃって、その直後にはMGU-Hにトラブルが出てしまったんだ。残念だよ。それで僕のセッションは終わってしまったからね。
トラブルフリーの1日にはならなかったのは残念だけど、明日は全てが落ち着くと良いね。そうすれば、ポジションを改善出来るはずさ。
2017年第7戦F1カナダGP初日の詳細については、FP1結果とダイジェスト、FP2結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページをご覧あれ。