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饒舌ライコネン「今日はかなり良いスタートができた」自信の現れか? / F1カナダGP 2017《初日》

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第7戦F1カナダGPの初日セッションを、1分12秒935のトップタイムで締めくくったフェラーリのキミ・ライコネン、初日を振り返るアイスマンの口数は、いつもより多かった。

「まだ初日だから明日のことは何も分からない」「今の時点では何も言えない」「明日どうなるか見てみる」

ライコネンのコメントはいつも決まって蛋白かつ慎重だ。ところが、今回は幾らか饒舌に、具体的に、そしてポジティブな発言を繰り返した。無論、ライコネンにしては、であるが。手応えを感じている証だろう。

午前のセッション序盤では、滑りやすい路面でスピンする場面も見られたが、全体を通しては安定していたスクーデリア・フェラーリ。コーナーからの立ち上がりのトラクションも良く、車の状態を見る限りは良い予選が期待できそうだ。

ライコネン:F1カナダGP初日を終えて

キミ・ライコネンFP1: 4位/1:14.230, FP2: 1位/1:12.935

良い一日だったよ。スムーズに事が運んだし、燃料をたくさん積んだ状態でも軽い状態でも、マシンの感触は良かった。これまでのところは良い感じだね。でもまだ金曜だし、改善できる領域があるのは確かだよ。

ここはサーキットの特性上、低ダウンフォース仕様になるから、かなりトリッキーなんだ。シケインのような幾つかのコーナーでは、速く走るためにかなり積極的に縁石を使わなきゃならない。でも、ダウンフォースが少ないから、そうやって走ると車が跳ねてしまうんだ。

なんだか、いつも滑ってるみたいに感じるよ。ここには長いストレートがあるから、タイムを出すためにはダウンフォースを抑えなきゃならないんだけどね。

今日はかなりいいスタートが切れたから、このままいつも通りの仕事をして、明日もっと良くしていくつもりだよ。


2017年第7戦F1カナダGP初日の詳細については、FP1結果とダイジェストFP2結果とダイジェストをそれぞれ参照されたい。カナダグランプリの開催日程・結果・最新ニュース・サーキットガイドなど、カナダGPに関する情報についてはF1カナダGP特設ページをご覧あれ。

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