インテルラゴス・サーキットを走るアルファロメオ・レーシングのキミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィ、2019年F1ブラジルGP
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アルファロメオ、4-5の大金星を挙げるも「サインツを抜けず悔しい」とライコネン / F1ブラジルGP《決勝》

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アルファロメオ・レーシングは、17日に開催されたF1ブラジルGP決勝レースでキミ・ライコネンが4位、アントニオ・ジョビナッツィが5位の大金星を挙げ、今季ベストリザルトを叩き出した。

レースでは終盤に向けて、立て続けにセーフティーカー案件が発生するも、2人のアルファ・ドライバー達は混乱に巻き込まれることなく、アドバンテージへと変えてフィールドを突き進んだ。ジョビナッツィにとってはキャリアベストリザルト。ライコネンの方は、貪欲にも、表彰台を逃した事に悔しさを感じているようだ。

アルファロメオ:F1ブラジルGP決勝

キミ・ライコネン決勝: 4位, グリッド: 8番手

チームとしてシーズン最高の結果を残す事が出来た。これでようやくお祝いができるよ。ポジティブな1日だった。ようやく努力に見合った結果を手にする事ができた。

レースの大半は単独で走行していただけだけど、終盤では騒ぎの渦中にいた。サインツを交わせなかったのは残念だ。最終的に、表彰台最後に滑り込んだのは彼だったからね。スピードはあったんだが、2度仕掛けてみたけど追い抜く事はできなかった。

人間というものは欲張りだから、常により上を望むものだけど、そうは言っても今日は2台で大量のポイントを獲得できたんだから良しとしよう。

アントニオ・ジョビナッツィ決勝: 5位, グリッド: 12番手

ホントにマジで嬉しい! 僕個人としてもチームとしても最高のレースだった! ダブルポイントという結果で来季契約更新を祝えるなんて言うことないね。

スタートは今季ベストのスタートだった。一気に3つポジションを上げて、トップ10圏内に入れ込む事ができた。戦略はバッチリだった。リスタートがかなり重要だった。特に最後のリスタートでは、ダニエル(リカルド)からのプレッシャーが凄かった。

最後の10周は狂ってたよ。本当に厳しい戦いだったけど、何とかポジションを守る事ができた。チームの誰もが素晴らしい仕事をしてくれた。僕たちはレース毎に改善し続けている。

次はアブダビだ。良い形でシーズンを締め括るために、引き続き仕事に取り組むつもりだ。


11月17日(日)にインテルラゴス・サーキットで行われた2019年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、通算8勝目を上げた。

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