髪をかき分けるレッドブル・ホンダのアレックス・アルボン、2019年F1ブラジルGP決勝レースにてcopyright Getty Images / Red Bull Content Pool

アレックス・アルボン、ハミルトンとの接触で初表彰台逃すも「怒ってはいない」F1ブラジルGP《決勝》

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念願のキャリア初表彰台を逃したレッドブル・ホンダのアレックス・アルボンは、明らかにフラストレーションを抱えながらも「怒ってはいない」と語り、接触事故を引き起こしたルイス・ハミルトン(メルセデス)を責める気はない事を明らかにした。

ブラジルGP決勝レースでは、フェラーリ勢の同士討ちによって終盤にセーフティーカーが導入され、このタイミングで2番手を走行していたルイス・ハミルトンがタイヤ交換のためにピットイン。これに伴い、その直前にセバスチャン・ベッテルを交わして3番手を走行していたアルボンが、代わって2番手に浮上した。

だが、リスタートと同時にハミルトンがピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)を抜き去り3番手にカムバック。すぐさまアルボンの背後につくと、オーバーテイクを狙ってインフィールドで仕掛けたが、不運にもこれが接触につながり、アルボンの方はスピンを喫して最後尾にまで転落した。

ハミルトンは3位でフィニッシュし表彰台に上がったものの、スチュワードは、事故の責任はハミルトンにあるとして5秒ペナルティを発動。最終7位に転落した。ハミルトン本人はクルマを降りるや否や、責任は自身にあるとして非を認め、アルボンに対しての謝罪を口にしていた。

ハミルトンとの接触で初表彰台逃すも「怒ってはいない」

アレックス・アルボン決勝: 14位, グリッド: 5番手

当然不満はあるけど、怒ってるわけじゃない。ただ気が動転してるだけさ。表彰台を願っていたし、今日の僕らはそれに相応しいだけの走りをしていた。

セーフティカーからのリスタートの時は、フェラーリ勢とのバトルを楽しんでいた。あのオーバーテイクは本当に気持ちよかった! ピットインしてタイヤを交換したルイス(ハミルトン)のグリップは高かったから、おそらく、あの事故がなくても次のターン1で抜かれてたと思う。でも、最悪のシナリオに落ち着いたとしても、僕の3位は間違いない状況だった。

ルイスとの間には十分なギャップがあったし、相手が彼だったから特に何も心配はしていなかったんだ。彼に余計なチャンスを与えないように、コーナー深くに入っていったんだけど、ちょうどそこにブラインドスポットがあって、接触に至ってしまった。

もちろん、彼が意図的にやったわけじゃない。こういった事は時々起きるもので、今日は僕が表彰台に上がる日じゃなかったんだろうね。

もう終わった事だし、次のレースに向かう前に前向きな気持に切り替えたい。マックスにおめでとうを言うよ。勝利に相応しい本当に素晴らしいドライブだった。


11月17日(日)にインテルラゴス・サーキットで行われた2019年F1第20戦ブラジルグランプリ決勝レースでは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが優勝を果たし、通算8勝目を上げた。

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