10番手アロンソ「サスペンションと過給圧にトラブル…雨の予選を望む」F1ブラジルGP《初日》
F1ブラジルGP初日のプラクティスを共に10番手で終えたフェルナンド・アロンソは、仮に予選がドライになればQ3進出は難しいとの見解を示した。1周が4.3kmと短い事もあり、マクラーレン・ホンダとルノー、ウィリアムズ、フォース・インディア間のラップタイムは非常に接近している。
アロンソのブラジルGP初日はトラブルに遮られ、決して順調なスタートとはならなかった。金曜午前のFP1ではサスペンション、午後のFP2では過給圧に問題を抱えたため走行時間が制限された。とは言え、いずれも深刻なレベルのトラブルではなく、アロンソはおおむね結果に満足している。
ドライでなくウェットコンディションを望むアロンソだが、現地土曜は終日雨が予想されており荒れた天候になる見通し。インテルラゴスの女神はアロンソの期待に応えてくれそうだ。
予選がドライだと厳しい
フェルナンド・アロンソFP1: 10位, FP2: 10位
今日は予想していた以上に難しい一日になったよ。1回目のセッションでサスペンションに問題があって、午後のFP2ではパワーユニットの過給圧に問題が出てしまったんだ。貴重な走行時間をロスしてしまったから、計画していたプログラムをやり終えられなかった。でも優先順位の高いプランから実施したから、全体としてみれば多かれ少なかれ結果に満足してるよ。
セットアップの微調整によって、明日はもう少しマシンから引き出せるものがあると思う。インテルラゴスでのラップタイムはすごく接近するから、予選がドライコンディションになるとQ3進出は難しいかもしれないね。雨が降ればチャンスが増えるはずさ。
ブラジルGP予選前最後の練習走行となる3回目のフリー走行は、日本時間11月12日(土)22時からインテルラゴス・サーキットで行われる。現地予報では豪雨が予想されており、ウェットコンディションになるものと見込まれている。ソフトとスーパーソフトのタイム差は小さく、デグラデーションの程度によって日曜のタイヤ戦略が分かれそうだ。